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【実践】脱・エホバの計画を立てる!

ケンタです。
今日もお疲れさまです。

一週間の出張中は完全にだらけてしまったケンタです。

睡眠不足おそるべし…



20年の信仰を捨てる決断

前回でついに、背教文書(教団組織に批判的な立場をとる人たちの本や文書)に手を出します。

そして、今まで感じたことのない虚無感に襲われたり、

やたら聴く音楽がうつっぽくなったり。


そしてついに、活動を縮小していくことを決意。

決め手は、


“もし自分に子供ができたとして、

 俺はその子に、胸を張ってエホバを教えられるか?

 自分と同じような幼少期を過ごすようにサポートしたいと思うか?”


と考えたこと。

答えはNoでした。


【マインド編】組織を抜けるためにやったこと

とはいえ、抜けたいときにすぐ抜けれないから困るわけでして、
エホバがカルトの一つとされるわけです。


方法は3つで、

  • 排斥される(自分で禁忌を犯して破門される)

  • 断絶する(自分の意志で一切のつながりを断つ)

  • 自然消滅する(徐々に活動参加を減らして幽霊部員化)

排斥と断絶は、信者中に告知をされ、家族が内部にいるばあいは、
表向きには話すことすら禁止されるようになります。


もちろん、けじめをつけるという意味では断絶が一番なのでしょうが、

あまりにも自分や家族にとって、かかる負荷やリスクが大きすぎる。

(やめれる以外にリターンはないのに)

というわけで、少しずつ活動を減らして、幽霊部員化することに…


当時の自分の状況

・仕事はパート

・教団組織内の立場:開拓奉仕者(月70時間の布教が義務)
 +会場の音響機器の操作などを任される

・あたりまえに実家暮らし

・友人として付き合うのは教団の人間ばかり
 学生時代の友だちとは少しずつ疎遠に

・市場価値:学歴職歴ほぼなし。
 +資格は簿記3級、秘書2級、危険物乙4など、
  上手く使えば役に立つけど、場当たり的で手段と目的がごっちゃに。

つまり、世間一般から見れば、ぶっちゃけただのぷー太郎です。

こんな状態からどうやって抜け出したか。


それでは全部お話ししましょう。

わりと再現性もあると思うので、
当時の私と似た境遇の方は、できるところからひとつずつコツコツ試してみてください。

今回は事前準備・マインド編!


①なぜ辞めたいと思ったか書き出す

いきなり精神論ぽいですが…

とりあえず、なんでも自由に書ける、
そして決して人には見せないノートを1冊用意しました。

そこに、一切の遠慮も忖度もなしで、やめたいと思った理由を書き殴っていったんです。

理由は、書いて、ことあるごとに見返すことで思考を整理できるから。


それに、これから先、長老からの励ましという名の「牧羊」攻撃、
(面談、聞き取り、激励みたいなもの)

家族と衝突してしまうこともあるかも。
それに、自分の人生まるっと否定されるような気持ちに襲われることも。

つまり、思いっきりメンタルに来ます。


やっぱりやめるのやめようかな…


なんて流されそうになることもきっとあるので、
(特に私の場合は流されやすい)
静かな場所でゆっくり考えて、意思をはっきりさせておくことは、
あとあと結構役に立ちました。


②理想的なやめ方を事前に決めておく

これも①に似ていますが、何か想定外のことが起こった時に、パニックになることが少なくなりました。

いつ頃、どんなタイミングで、どんな形でやめるか、イメージしておくことで、行動に筋が通るようになったかなーって感じます。

これもしっかりノートに書き留めておいて、
キツくなったら見返したりします。


③逃げ込める趣味を作っておく

いっぱいいっぱいになったときに、ふうっと我に返れる場所って大事ですよね。

おいしいごはんとか、好きな映画とか、カラオケとかダーツで発散するとか。

私の場合は音楽でした。

なんたって長期戦ですからね。息抜きしながら焦らず。

“◯×△どれかなんて 皆と比べてどうかなんて
 確かめる間も無い程 生きるのは最高だ”

きっと物事〇か×かじゃない! エホバ以外は悪だなんてとんでもない!!


④情報収集アカウントを作る

X(Twitter)やブログでアカウントを作っておくと、似た境遇の方と繋がれるかも。

私は父の影響もあって、というかほぼ乗っかる形でTwitterデビューしてました。

そのうちオフ会に呼んでいただけるようになったり。
そんなつながりが本当にありがたい。

こんなところにも世界があって、もしかしたらエホバ以外でも、自分の居場所が見つかるかも、って気分になります。


※ただし自分の場合は、SNSの見過ぎや、ネガティブな情報に触れることは完全にメンタル的に逆効果だったので、うまく使うようにしてます。


⑤ブログや本を読み漁る

もやもやを言語化してくれる人に出会ったり、

ユーモア全開で教理にツッコミまくってくれる方がいたり、

シリアスに問題提起されている方がいたり。

視野を広くしつつ、孤独感もかなりやわらげられました。




次回:実際のアクション編

こんな感じで、気持ちを固めて、計画を立てました。

聖書にも、「事前に費用を計算するように」って書いてありますし(笑)

そしたら、実際にアクションを起こしていきます。
計画だけ立てて満足したらダメですから。

というわけで今回はこのへんで。

次回、実際のアクション編!


次のnoteでお会いしましょう。
それではまた。



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