大企業の新規事業部署って実は最強かもしれない

おはようございます、毛です。
ゆとりの朝というチャンネルでPodcastをしています。

最近ボンヤリ思ってる事を整理したいと思います。

就活していた頃、中小やスタートアップの規模感で早々に戦力として働いてスキルを積むか、大企業で歯車として働くか?みたいな議論がありましたがアレは割と芯食ってると思います。

私は大企業側の人間なんですが、大きな会社で5年以上働いてきた身で思うのは、ここでは独創的なアイディアやゼロイチの何やらはいらなくて、必要なのは完成された既存の膨大な仕事を如何に効率良くぶん回せるかです。

ただその為に効率化され尽くした方法論やノウハウは馬鹿に出来ないし、何より仕事の基本動作や基礎が強いです。これを早い段階から徹底的に仕込まれるのはデカいと思います。基礎の基礎って後からジワジワ効いてきますからね。

一方歯車として働き続けるのはしんどい。既存業務の繰り返しでスキルやら経験やらついてる実感も湧かないし、自分が作った訳でもない既に出来上がった仕事を回せたとて、出来て当たり前で中々評価されないんです。そもそもどれだけ大きな案件でも、自分が作った訳でもない全ての仕事はたまたまそこに自分がいただけの話であって、そいつ自身は何ら凄くないですからね。この辺勘違いしてる輩も多いんですが。

さて、そこでお勧めなのがPJ等立ち上げて新規で動く事です。新規事業なので社内の前例が無く出来なくても仕方なし、当たれば当然デカい。言わばローリスクハイリターンなんですよね。社内で誰もやってないってのがミソなので、競合も少なくて独占市場なのも良いと思います。

ゼロイチで仕事を作る経験が出来るし、やっぱ大企業の看板ってデカいので、意外と話聞いてくれたりする。手探りでもがむしゃらにやってると、何やかんや助けてくれる人がいたり、意外と上手くいくんですよね。

最近スタートアップの会社さんと一緒に新規事業の仕事してて、めっちゃ勉強になるしこれまでに無い前向きな仕事が出来ているので、こんな事を常々思ってます。


おわり
毛@ゆとりの朝

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