トイレbefore

吉祥寺セレクトショップ様 リフォーム事例 #3 ~トイレリフォーム~

 こんにちは、赤塚です。
大阪で大きな震災がありました、熊本や福島もそうでしたが、この地震自体が本震ではない、という説もあり、さらに大きな地震が来ることが心配です。報道でもあるとおり、瓦葺屋根の損壊が激しく、梅雨の時期も重なり雨漏りが心配ですし、気温、湿度が上がると、水溜りや湿気から病原菌の発生、食中毒や感染症の拡大も懸念されます。こうなってくると職人の皆様も足りないと思いますので、まだまだ必死の補修作業が続くとは思いますが、可能な限り早期に復旧して頂けることをお祈り申し上げます。

 さて、リフォーム事例も3回目となり、今回はトイレリフォームの事例を紹介いたします。冒頭画像のとおり、床はコンクリートむき出しでひび割れ、壁は石膏ボード直のペンキ塗装状態でしたが触ると粉が吹いてしまい、少し削るとポロポロ剥がれてしまう状況でした。
 今回のリフォームの目的の中に、従業員の皆様の満足度向上を掲げており、主たる要素がこのトイレリフォームにあります。女性向けのセレクトショップだけあり、やはり従業員は女性オンリー。トイレや水周りへの意識は高いものです。勤務先のトイレの見た目がよくなるだけでも働くモチベーションはあがると考えました。
 ご提案内容は以下。

1.防カビ・抗菌・消臭の機能性壁紙の施工!
2.おしゃれなアクセントクロス施工!
3.外靴での利用なのでCFではなくフロアタイル施工!
4.最新の便座に交換!
5.造作棚の設置!
※サービスでトイレ引戸の滑り改善施工

 アクセントクロス、フロアタイルは実際にサンプルやWEB上の写真をごらん頂き、和気藹々と決めさせていただきました。建材の選択もお客様とできると非常に楽しい。選んだ材料は以下のとおり。

 サンゲツさんで固めました。上段が白地、下段がアクセントカラーですね。そして床材は以下。

 シンコールさんは割りと安くシンプルだけど良いデザインのものがあります。今回はトイレだけではなく、バックヤードの床もこの材料で仕上げます。接客フロアの床材の見た目を合わせる必要があり、この白木っぽい材料にしました。

 そして今回便座交換もご発注いただいたわけですが、便座の交換にいたるまでに色々トラブルがありました。この店舗のトイレは排水が壁排水となっています。用を足した後水を流すと、壁につながっている配水管から流れていくものです。マンション等集合住宅はこのタイプが多いといわれています。その他は床排水というタイプもあり、これは戸建てに多いタイプです。前者は基本便器から壁に向かって配水管が見えています。後者は便器の真下に配水管があるため、便器で隠れて見た目をスッキリさせることができます。

 実は当初、便器も交換してほしい、というご要望があり、企業様側で保有している新品在庫を利用してほしい、というものでした。しかし、在庫で保有している便器は床排水タイプ。床排水タイプの便器を壁排水の設備に取り付けすることは困難です。よって、便器交換は無しになり、便座だけでも交換することで著しく見た目は変わるので、便座交換だけしましょう、とご提案し、ご了承いただけました。

 そしてこちらの店舗はお世辞にも床面積は広いとは言えず、バックヤードからトイレのスペースにまで、あらゆる資材が格納されておりました。とはいえ、トイレには特に棚があるわけでもなかったため、スタッフの皆さんと相談の上、トイレの収納力を上げるために、棚を作りましょう、というご要望も頂き、これを受けることとなりました。

 そんなわけでリフォームをしていきます!まずは、壁。前述のとおり壁の塗装は傷んでいます。ここにそのまま壁紙を貼ると、傷んだペンキごと壁紙が剥がれることになるため、プライマーという薬品で下地補強をします。簡単に言うとノリやボンドのようなものですね。プライマーを塗布することで下地と壁紙の間に膜を作り、下地が剥がれることを防ぐわけです。
 また、特に傷みが激しいところはプライマーを塗る前にいっそのことペンキをスクレーパーで剥がしてしまうのですが、さすがに剥がすと剥がした分だけ凸凹ができてしまいます。凸凹にはパテを塗って平らにします。少し黄色くなっているところがパテで凹みを埋めた箇所になります。乾いたあとにサンダーで削って平らにしてあげます。

 プライマーもパテも乾いたらいよいよ壁紙を貼っていきます。いきなりアクセントクロスを施工!

↑この壁が、こうなります↓

 引戸の戸袋部分も隠し要素的にアクセントクロス。扉を閉めるとこの緑が出てくるわけですね。一気に雰囲気が変わりました。白地の壁紙もこの後全面にはってしまいます。
 続いて、床のフロアタイル施工です。コンクリートのひび割れにも床用のパテ剤を隙間に入れて補強します。その後、専用の接着剤を塗って、上からタイルを一枚一枚貼り付けていきます。壁紙の5倍くらい時間がかかります。床なので腰がイタイイタイ…。そして今回便器部分を交換せず、かつ便器を設備の都合上浮かせられないことから、便器の形をくりぬいて貼り付ける必要があり、これがまたえらい時間がかかるわけです。この便器の型取りについては色々方法があるのですが、今回は紙を複数枚敷いて型を取りました。

 この後この型を広い場所にうつし、タイル一枚一枚を成型していきました。
 造作棚については、ほぼ事務所で完成させ店舗に搬入、設置をする流れとしました。

 少し端折りましたが、これにてトイレリフォームは完成!以下、Afterとなります。

◆After

 いかがでしょうか?傷んでしまっていた壁が綺麗になり、機能性壁紙なこともあり清潔感が高まったと思います。収納力もUP。ちょっと床が写真では白く飛んでしまいタイルがわかり辛くなっていますが、バックヤード側の事例紹介でご覧いただきたいと思います。
 弊店では壁一枚、一部屋単位でも承りますので、お気軽にご相談ください!
 それではまた次回。

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30代、不動産管理会社代表取締役/TOKYO SPACE DESIGN Lab - Space Director。 "家"、"空間"にまつわる、あらゆることに興味があります。 お仕事はこちらへ→ kenta.akatsuka@tsd-lab.tokyo

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