【真夏のレース 関屋記念】競馬で新潟の鉄道＆歴史を感じる?!

先日、８月１６日(日)、ＪＲＡ新潟競馬場で「関屋記念」が開催されました。

新潟競馬場で行われる重賞競走の中で、新潟記念に次ぎ歴史が古いレースです

しかし、なぜ「関屋記念」という名称のレースなのでしょうか？

かつて、新潟競馬場は新潟市関屋（現・新潟市中央区）に存在しました。

住地開発等により、1965年（昭和40年）に豊栄市笹山（現・新潟市北区）に移転した経緯を持ちます。

そして、前身である、旧新潟競馬場を記念して「関屋記念」が毎年８月、真夏の熱いレースが開催されています。

もし、移転をしなければ、新潟競馬場最大の特徴「日本唯一の直線コース」は存在しなかった事でしょう。

※８月１６日現在、新潟競馬場は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、無観客開催。

現在、旧新潟競馬場付近の関屋地区は、住宅やマンション等が増え、閑静な住宅街となっています。

競馬場の面影は、ほとんど残されていませんが、ＪＲ関屋駅 吉田方面の踏切に「競馬場踏切」という名の踏切が残されています。

かつては、この踏切を渡って続く道の正面に競馬場が存在し、関屋駅を降りた多く人々が、踏切を渡って競馬場に向かった様です。

駅を降りて、「競馬場踏切」を渡ると競馬場が見えるという、シンボル的な存在だったのでしょう。

その名残で、現在も名前が残され、歴史を感じさせてくれますね。

ちなみに、ＪＲ関屋駅 新潟方面の踏切は「自動車学校踏切」

こちらは現在も実際に、自動車学校が隣接します。

ＪＲ関屋駅周辺には、特徴的な踏切名が多く、鉄道と歴史の魅力を感じさせてくれます。

私事だが、個人事業主として、新潟県で観光・旅行業界へ参入を検討中。

《新潟発！元駅員！地元密着型　鉄道＆観光系フリーライター》の肩書き。

今後、少しでも、新潟県の観光事業活性化・移住促進に繋がる事があれば、応援したい。

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