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中国個人情報保護法第二次草案・中国データセキュリティ法第二次草案、第一次草案との相違点についてのまとめ

6/11:追記
中国データセキュリティ法が承認され、9月1日から施行されます。
条文の翻訳は以下よりご覧ください。


先日開催された全人代で中国個人情報保護法の草案第二稿、中国データセキュリティ法草案第二稿について、中国のプライバシーコミュニティ、セキュリティコミュニティが初稿との相違をまとめています。

分量が膨大なので、各セクションの変更点についてはおいおい翻訳するとして、比較を行っているサイトをご紹介します。

中国個人情報保護法草案・初稿と第二稿との相違点

個人情報保護法の第2次草案は、4月下旬に全国人民代表大会のウェブサイトで公開され、第1次草案の内容をほぼ維持しつつ、インターネットの大手プラットフォーム事業者に「ゲートキーパー」としての責任を求めること、個人情報を取り扱う際の合法性の根拠を改善すること、個人情報保護のための要件を強化することなど、一部の内容に実質的な変更を加えています。
《个人信息保护法(草案二审稿)》十大修订要点解读

中国データセキュリティ法草案・初稿と第二稿との相違点

第1次草案と比較して、第2次草案のスタイルは変わっていません。主な変更点は、データの分類と分類保護システムの確立をより明確に提案したこと、サイバーセキュリティ法に基づいて重要なデータの移転の評価を行う重要情報基盤事業者を新たに設置したこと、外国の司法機関による国内データへのアクセスをより厳格に制限したことなどです。
《数据安全法》(草案二次审议稿)修订要点解读

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