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正社員になったお陰

オッス!ワシ「健斗」っちゅんだけど...。




今回は、正社員になったお陰で気が付けたことを話す。




おそらくほとんどの人が、会社員として働く時に正社員を選ぶはず。




「"この企業は長いこと安定してるから...。"」




「"毎月給料が入ってくるから...。"」




そんな先祖から続く刷り込みの基に、疑うこともなくまっしぐら。




働いた結果、想像以上に会社の体質が合わなくて、転職を繰り返したり個人の力をつけることを選ぶ人も多い。




そんな時に障害になりやすいのが周りの反対。




別の道に行こうとすると、止められたりバカにされがち。




「"あなたの為を想ってるんだからね!"」




「"そんなバカなことはやめなさい!"」




事情を分かってもらえると想いきや突き放されて終わり。




ただ、そう言う人達は、自分の不安材料をこれ以上増やしたくないし、経験したことがないから怖がってるだけ。




現実は厳しいからこそ、そんなふるまいになることも分かる。




けど、結局のところ会社に搾取してもらうか、自分が力をつけて生きていくしかない。




自分も高校卒業と同時に、先生から推薦された大手企業に勤めた。




あの時は、フレッシュで何も知らなかったから、この会社で一旗あげようなんて想ってた。




働いてみると想ってた以上に大変。




空気みたいになんとなく存在する微妙な事情がたくさん。




そんなことに気付かせてもらった、会社員時代を振り返りながら、当時の状況だったり気持ちを話していく。

負けん気が強くてよく頼られちゃう

仕事をするとなると毎回必ず起こる現象がある。




仕事ができる様になって職場に貢献したい!




やりたい仕事ではなくても、職場が変わる都度やる気がみなぎってくる。




覚えるまでに時間はかかるだろうと想いつつ、できるだけ早く覚えて役に立ちたい。




高卒で初めて企業に勤めた時みたいなフレッシュさ。




大分前のめりになって同僚に笑顔で声をかけたり、仕事を一気に詰め込もうとしたり、側から見たらやる気はありそう。




積極的な姿勢はいいと想う。




仕事が出来る訳ではないけど、コツコツ積み重ねてそれがたまたま実になることが多い。




繁忙期だったり、ピンチの時ほど超えてやろうとするから、周りからもガッツがある頼りがいのある人だって想われがち。




同僚が人間関係で困ってたら、相談に乗って気持ちを楽にしてあげたい。




仕事のやり方で困ってたら、効率のいいやり方を教えて負担を減らしてあげたい。




そんな気持ちで手厚くサポートしたくなる。




ただ、1とか2教えてあげるだけでいいところを、7.8位まで付きっきりで助けることが多い。




そんなにしなくていいのに、本当にお節介もいいところ。




あんまり手を焼きすぎると、相手もその状況に甘えて自分だけ負担が大きくなる。




相手が自分でこなさないといけない課題を肩代わりするのはよくない。




基本的スタンスが、誰かの役に立ちたいだから気を付けないとやり過ぎる。




何回も何回も繰り返してきて、大変な目にあってきた。




身体を壊してようやく、少し周りと一線引ける様になった。




でも、あくまで少し出来る様になっただけ...。




助けるのは間違いなくいいことなんだけど、自分の体調そっちのけだったり、相手のためにならないのはマズい。




周りからもなんでそこまで優しくするのか不思議がられてるはず。




なんか気が付いちゃうし、助けられて嬉しくなる。




正直、会社員として働く以上これは避けられないと想う。

環境をより良くよりも目の前の仕事

仕事にもだんだん慣れてきた頃に、なんでこうなんだろう?ってことが増えてくる。




この言い回し回りくどい様な気がする...。




これが起きた時になんでこれで対処しようとするんだろう...。




このやり方だとかえって手間増やしてる気がする...。




こうした方がもっと負担が減るのに、って想いながらモヤモヤする。




そんな経験をしてことがみなさんもあるはず。




周りの人達とそのことを共有。




ハッキリ言える人を除いて大体ここまで。




職場で働いてから、そこまで時間が経ってない内に上司に意見するのは、信頼関係ができてないからこそ、通りにくいのは当たり前。




気持ちは理解できるけど会社はそんなもんで、まずルールに従えの一言で蹴散らされる。




最初は熱意があったけど、段々冷めていく人。




職場に居づらくなるのがこわくて、黙って仕事をしてる人。




こんな状態になりやすいと想う。




ましてや家庭を持つことになったら、余計守りが固くなるのは間違いない。




それだけ、分かってても中々意見しにくい。




風通しのいい職場ならまだマシだけど、上司がどんな人かによって全然変わる。




それに意見を伝えたとしても、今度は上司と衝突しかねない。




自分も何度も経験したけど、要望を挙げたり改善となると大抵面倒がられる。




「"確かにね〜...そうなんだよなぁ...。"」




「"分かった〜...。"」




「"今度の会議で話し合っておくから〜...。"」




業務で気になる部分だけじゃなくて、解決策とその後の対策まで考えて伝えても、聴いてるんだから聴いてないんだか分からない対応。




中には突き返されたり、ケンカになることもあった。




上司も色んな気持ちを抱えてるはず。




職場全体のことを考えながら、自分の仕事もこなさないといけなくて、それ以外のことに時間をかけたくないかもしれない。




上層部と変にもめて関係を悪化させたくないし、意見が通ったとしても想った通りにいく訳でもない。




同僚にしっかりと説明をしないといけないし、その責任も背負うことになる。




そんな色んな角度からみた上で、気になることが多かったり、多少面倒臭いことがあったとしても、とりあえず現状維持を続けたくなる気持ちも分かる。




結構難しい問題。




そりゃあ誰だって、職場が働きやすかったら嬉しい。




どうしても負荷がかかるから、よりよくするよりも自分が食べていけることを優先したくなる。




自分だって諦めたくないし、負担を減らしたいけど1人で闘うのは中々難しい。




理解してくれる人もそういる訳じゃないから、そんな人達の中にいても悶々とするだけ。




それができないなら自分が会社で働く意味がない。

日銭を稼ぐことばっかり考えちゃう

正社員は大体フルタイム週5日の8時間。




最近は、週4日勤務の会社もポツポツ出てきてるけど、そこまで浸透してない。




自分は、1日8時間こなすだけでももうしんどい。




週に二日休みはあるけど、休みだから遊ぼうなんて体力も気力も残ってない。




昼まで寝て、食材を買いに行ったり、洗濯をするくらい。




とりあえず最低ラインのしないといけないことだけ。




遊べる余裕のある人がすごい。




いつ休んでるんだろうと想うけど、仕事中の息抜きの仕方が上手なんだと想う。




1日を乗り切れたらもう十分くらいのテンションだから、終わったと同時にヘロヘロ。




通勤時間はそこまでかからないけど、帰り道に飲食店やスーパー、コンビニがある。




疲れた心を慰める誘惑がそこらじゅうに転がってて、我慢することができない。




栄養のないものは摂ってることも分かるし、怠惰なことも分かってる。




でも、衝動買いして暴飲暴食に走りがち。




胃腸に負担をかけた挙句、睡眠の質も悪くなって次の日も起きれない。




こんなことを延々繰り返してるもんだから、気が付いたらお金が手元に残らない。




次の給料日まで耐える毎日。




そうやって働き続ける中で、長期的にみて自分が得をするならいいんだけど、あんまりそうも想わない。




「"頑張ってて偉い!"」




「"若い内は働きなさい!"」




「"苦労してるね...。"」




なんて言われることはあるけど、それを言うのは大抵疲れ切ってる人達。




人生はつらいんだから諦めなさいって、間接的に言われてる様な気もする。




週5日8時間と体力気力を会社に投資して、返ってくるのは生きさず殺さずの給料。




退職金がないところだってザラにある。




休みも105日前後。




有休育休も会社によってはとりにくい。




休むと同僚からチクチク言われることもある。




個人の力が育つかと言えばそんなことはない。




会社が求める仕事の範囲内で個性が活きるだけ。




それに、会社側だって個人の力をつけられたら困ってしまう。




できるだけ会社の利益を出してほしいから、いかに長く居てもらうかを考えてるはず。




正社員は派遣やパートに比べたら、まだ生き延びられるかもしれないけど、暮らし方によっては派遣やパートの方がいい場合がある。




会社員として働くと、体調をどれだけ整えてても、続ければ続けるほど身体も心も塞ぎ込んでいく。




人生つらいままで終えたくないし、大して自分の身にもならないから働くことに意味を感じない。




生き延びるのはやめてたのしむことを優先する。

まとめ

ここまでみてくれてありがとう!




今回は、正社員になったお陰で気が付けたことを話した。




みなさんも常々感じてるはずだけど、働くって本当に大変。




お金もそんなにもらえないし、自由な時間もそこまで作れない。




増税したり税金が高いから、自分にご褒美を与えられる頻度も少なくなりがち。




その中で結婚して式を挙げるお金。




子供がいれば大学までいかせるのに、2.3000万円はかかる話もある。




定年までの給料はせいぜい1.2億円。




生き延びるだけでいっぱいっぱいで、人生はつらいものだって勘違いして仕方ない。




ただ、過去の自分みたいにいずれそうなることを、自分で許してしまってるのも事実。




抜け出すためには力をつけないといけない。




葛藤はあったけど、正社員として働いたお陰で体験できたことに感謝。




あと、ここまで耐えて働き続けてくれた自分にも感謝。




この話が、何かの気付きに繋がったり、じりつへの転機になると嬉しい!




バイバイ...みんな!

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