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それは小さな一歩だが、次女ちゃんにとっては偉大な一歩で

いつかまり立ちにもずいぶん慣れて

いつ頃からつかまり立ちをしはじめただろうか、
少しずつ立ちはじめ、
今では掴まらなくても
その場でスクワット的なことまでするほどに
足が強くなってきている。

立って周りを見回す機会も増えて、
世界が広がって、
楽しいのかもしれない。

これぞ、二足歩行の人類。
進化の過程を見ているようである。

両手を持てば伝え歩きのようには歩いていた

壁やソファなどを持って
伝え歩きはしていたし、
両手を引いてあげれば、
歩けるようにはなっていた。

歩く練習と思い、
次女ちゃんの手を引きながら
家の中をとことこと歩かせたりしていた。

「おいで」と両手を差し出したそのとき

いつものように、
歩かせてみようかなとか思って
座っている次女ちゃんの
1〜2メートル離れたところから、
「おいで」
と声をかける。

いつもなら、
ハイハイをしてこちらまできてから
僕の手を持ちながら立ち上がるところ、
その場で立ち上がって、
フラフラと動き出そうとする。

何かを期待する僕。

鼻息が荒くなる次女ちゃん。

様子に気づくカミさん。

どこ吹く風で遊ぶ娘ちゃん✨

と、そのとき、一歩が前に出る。

小さな一歩だが、次女ちゃんにとっては偉大な一歩

それはそれは、
本当に本当に小さな一歩で、
その一歩を差し出したあと、
フラフラとなったけど、
何とか持ち堪えて笑顔を向けてくれた。

そして、また一歩、と
こちらの方に向かってきてくれる。

流石にそれ以上はしんどかったのか、
距離があまりなかったのもあって、
倒れ込むように僕の腕の中に飛び込んできたけれど、
歩いたな、と。

思わず抱き上げてしまいました。

当たり前のように歩いているけれど、
歩けるようになるまでにたくさんの過程があって、
一歩歩いただけで
こんなにも感謝して感動して
本当に凄いことなんだろうと思う。

これからは
どんどん歩き回るようになるんやろうけど、
この日のあの一歩が
次女ちゃんにとって偉大な一歩になることは間違いなかろう。

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