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それでも娘は回っている

キッズパークの鉄棒

娘ちゃんは、
先日買ったキッズパークについている
鉄棒が最近のお気に入り。

すべり台やジャングルジムも
滑ったり登ったりするけど
鉄棒に乗ったり
ぶら下がったりするのが楽しいようだ。

童心を思い出すと、
理由はわからないが
鉄棒は確かに楽しかったように思う。

鉄棒遊びも慣れてきて
ぶら下がっては足を引っ掛けて
クルクルと後ろ回りをする。

手が滑って落ちる

クルクル回るものの
まだまだその動きは拙く
足を引っ掛けられなかったり
逆さまになって止まってしまったり
まだまだ練習が必要。

自分でもわかってるのか、
一生懸命回る練習。

「手をしっかり握ってね」

鉄棒で遊ぶたびに言ってはきたし、
娘ちゃんもわかってるようだけど
何回もやってれば握力も落ちる。
体の動きも疲れてくる。

色々なタイミングが
うまくいかなかったんやろうね。

足をあげた瞬間、
鉄棒から手が滑って
お尻からドーンと落ちる。

高さはそれほどないし、
落ち方も良かったので
幸い、怪我とかそういうことはなく、
一安心ではあるが父としてはドキドキ。

それでも娘は回っている

「大丈夫か?」

と、娘ちゃんに聞くと

「手はしっかり握る」
「足はこうやってあげる」

と、失敗を振り返っている。
なんというか、すげぇなって。
ただ、
「痛いところないかい?」
と聞くと、何かに気づいたのか、
ジワジワと泣きそうになってきて
「抱っこ〜(T ^ T)」

そうやんな。
びっくりしたやんな。
よしよし。大丈夫よ〜。
というのも束の間、
何事もなかったように
また鉄棒に向かい、一心不乱に回りだす。

痛くても失敗しても、
それでも娘は回っている。

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