神経症学入門-2

   [新設-ナイチンゲールは(本)神経症だった-]ー①
 1820年生の英人、フローレンス・ナイチンゲールは、少女、若年の時、部屋数40もある大邸宅を2つも持つ超裕福な、物質的に何不自由もない生活を送り、両親の教育熱心の下、文学、数学、語学など熱心に学び知識、感性豊かな聡明さを身につけ育った。
 16才の時、彼女の心に転機が訪れた。”苦しんであえいでいる人たちを助けなさい,,という”神の声,,を聞いたのである。
なぜ彼女は、そのような類稀な天からの声を聴いたのか。        一般に「幻聴」、「幻想」などというものは、「あいつは私の悪愚痴を言っている」など他者との対立、他者を否定する神ならぬ「悪魔の声」をきいたりする。
後の例を一つ上げると、明治の文豪として名高い”漱石,,は、英留学を終え日本に帰国したばかりの時、妻が言うには「書斎で夜中起きだして、物を壊したり、一人暴れたりするのよ、、」と。
 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?