MLMに心酔する人は危険という話
どうもKensurf01です。
今日はタイトルの通り「MLMに心酔する人は危険」という主張について書いていきます。
まずMLMというのは「マルチレベルマーケティング」の略で、日本で有名なものだとアムウェイやニュースキンなどがありますね。
MLMの仕組み
通常はメーカーと小売販売者の間に卸売業者が入るため、末端となる消費者には中間マージンが乗っかった価格で商品が提供されます。
MLMの場合は、運営元が直接会員に販売権を与えて販売できる仕組みを取るので、「良質な製品を低価格でお客さんに届けられます。」→「販売利益はあなたのものです。」→「さらに、会員になる人を増やせば、紹介料や販売マージンを分配します!」という謳い文句なわけですね。
でもこれって全然ウソで、MLMの商品って販売価格にデッカく紹介料を乗っけて、本質を見抜けていない初心者に売りつけているだけなので、提示価格ほど商品に原価はかかっていないんですよね。
具体的な考え方の例
例えば、ボクが先日勧誘を受けた、とあるMLMの商品の仕組みは、販売価格¥46,000のサプリがあって、これを買うこと=会員資格取得になるようです。
そしてこの中の¥26,000が紹介者に入ると言います。(56.5%が紹介料です。)
残る金額は¥20,000ですが、販売元になる運営会社も当然利益を得るので¥10,000〜¥15,000くらいは取っているんじゃないかと推測します。
となると製品の原価は、¥5,000〜¥10,000くらいなんですよね。
「再生医療研究にも使われるプラセンタが入ったサプリメントだから、生活が変わる!健康な毎日が手に入る!」
と表向きは謳っているんですが、本質は会員集めの紹介ビジネスなわけです。
もちろん、製品自体はある程度開発費をかけて、良い物を作ろうとした(であるべき)と思うのですが、重要なのはそこではなく、イナゴする人たちから金を集めて、飽和状態になったら末端に入った人は果実を得られない仕組みなんですよね。
正体は狡猾なマネーゲーム
良い物を社会に広めて、仲間を増やして、理想の生活を手に入れよう!
と、聞こえは良い志なんですが、実際はお金に群がって巧妙に持ち去った人間が勝つゲーム構造になっているんです。
まぁ、マネーゲームの本質ってそういう部分ももちろんあるんですが、いかんせんMLMを信じている人って、純粋な気持ちで"自分の理想が叶う"と思ってお金を時間をつぎ込んでいる人が多いから「危険」だと言いたいんですよ。
"MLMは早い者勝ちの狡猾なマネーゲーム"って分かっていて、"勝戦を仕掛けている側"であれば、お金を集めることは可能でしょう。
でも、ここで精神世界の話をさせてもらうと、MLMシステムへの執着によってマインドが汚れ、曇ってしまうので、一部の「自分を騙し続けられる性質の人」以外は続けていくことは困難です。
結局金は稼いだけど、そのマインドを持ち続けることが苦しくて、手放すために集めたお金も無しにして、その世界から足を洗うみたいな結果になることも少なくないんですよね。
もちろん、MLMと上手く付き合って自分の人生に取り入れている人もいますが、大方の傾向としてはそんな感じと思って間違いないです。
これからの時代にあった稼ぎ方がある
ビジネスの素人がポッと誘われた代理店事業をはじめて、月収100万円超えられますみたいな話って、よく考えればおかしいですよね。
大体"本物の儲け話"というのは、金持ちの間で先に回って、一通り準備ができた段階でヒエラルキーの下層に回ってくる仕組みになっています。
「受動的な情報でうまい話が来ることはない」と思っておいた方が良いでしょう。
本当に自分の人生を豊かで自由なものにしたいと思うのなら、自分のスキルや特性をマネタイズして、ビジネスをつくっていくのが一番良いです。
トレンドのYoutuberだって、全然楽して儲けていませんからね?
お金を稼ぎたいと思うのであれば、「マーケッター側の視点」というものを一度ちゃんと学ぶことをオススメします。
ボクの発信では、色々とマーケティング知識やマインドセット、起業家の成功法則などについてお伝えしているので、ビジネスの仕組みを学びたいという方は、チェックして参考にしていただけると良いと思います。
今回の話も参考になれば幸いです。
それではまた。
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