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Texas居住者が読んでいる新聞 (2024年4月6日更新)

今回は、最近購読している新聞について書こうと思います。

元々、ニュースを読むのが好きなのですが、渡米直後から、ニュースをストレスなく読んでいくためのフローを作るため、色々試行錯誤してきました。最近ようやく流れができてきたので、このタイミングで文章にまとめておこうと思いました。

以下では、まず最初に何を購読しているかのラインナップを紹介した上で、フローを作る上でどのような工夫をしたかについて書いていきます。


ラインナップ

Wall Street Journal

アメリカでは学生なのですが、一応まだビジネスローヤーの端くれではあるので、ビジネス関係のニュースにも目を通すようにしています。ということで、Wall Street Journalを購読することにしました。

購読料ですが、学割(Student Digital Package)が使った結果、月4ドルです。なお、学割を受けるには、.eduのドメインのメールアドレスでアカウントを作成する必要があります。

(2024年4月6日追記)なお、WSJについては、Proというハイクラスのサービスラインも複数あり、ProのうちSustainabile Business以外は通常のサブスクに加えてかなり高額なサブスク料(例えばBankruptcyは年間3,000ドル)を払う必要があります。ところが、UTではDow Jonesが提供するFactivaという記事検索サービスに加入しているところ、FactivaがWSJ Proを含む多くの媒体をカバーしているため、学生は無料でProの記事を読むことができます。

New York Times

いわゆる全国紙的なものとしては、上記WSJだけでいい気もしたのですが、せっかくなのでアメリカのジャーナリズムの歴史を作ってきたNYTも読もうと思いました。

購読料はこちらも月4ドルです。

(2024年3月3日追記)なお、NYTについては、UTの学生であれば、無料で読めるみたいです。あまり周知されていない気がするので、気づくのが遅れました。また、この際、他に無料で読める媒体がないかライブラリーのデータベースで調べてみましたが、多分NYTだけのように思います。

Economist

大学1年のときにEconomistを輪読するというゼミに所属していたのですが、それ以降、教養ある英語を読む?と言えば、Economistというイメージがあったので、この際なので購読してみました。

購読料は、年間52.25ドルです。月に均すとWSJ、NYTと同じくらい。

Texas Tribune

日本にいたときから地元紙を読むのが好きだったので(河北新報とか下野新聞とか)、Texasに移住後も何か読もうと思っていました。Texas Tribuneにした理由は、第一には、知り合いのTexan(元Yale教授)が本紙の記事を紹介してくれることが多かったためです。

実際に読んでみたところ、読みやすくて情報量も適切で、かつ、ジャーナリズム精神に溢れた素晴らしい媒体だと思います。

Donateで成り立っているため、購読料は無料です。すっかりファンになってしまった私は、14ドルDonateしました。

Austin American-Statesman

こちらはAustinにフォーカスした地元紙であるため、上記Texas Tribuneよりも更に地元ネタが多いです。

購読料は、最初の3ヶ月は月1ドルで、その後月14.99ドルです。ここまで出てきた媒体の中では一番高い笑。こういう地元紙こそ学割がききそうな印象ではありますが、見つけられませんでした。

Bloomberg Law

法律関係のニュースは、Bloomberg Lawでカバーしています。ローファーム間の弁護士の移籍とか、業界ネタも多いです。

こちらは大学のアカウントを経由してサインナップしたため、無料で利用しています。

Law 360 (2024年3月3日追記)

ちょっと多すぎるんじゃないか・・・というくらい、法律関係のニュースが充実しています。こちらも、大学のアカウントを経由すれば無料で読めます。

工夫した点

まず、ニュースをチェックする頻度ですが、一日一回チェックすれば十分であり、それ以上の頻度でニュースが届くとストレスが溜まるので、寝てる間に全ての媒体からニュースが届くように仕込みました。具体的には、各媒体ごとに、受信するニューズレターを選択できるのですが、Dailyで、かつ、Morningに到着するものだけに絞りました(※)。

(※) これが原則ではあるものの、日中にメールが来てしまうパターンもなくはありません。日中のメール対応は、重要なものだけに注力したいので、ニュース関係のメールは全て自動振り分けの対象にして、通常のフォルダーとは別のフォルダーに行くようにしています。これにより、メール受信時のプッシュ通知を回避できすることができます。

次に、上記フローに従って溜まったメールをいつ読むかですが、普通は朝起きたところで読むと思うのですが、朝はクリエイティブな作業に集中したいので、昼の授業が終わって一段落したところでまとめて読む運用にしています。なお、この運用は、日本にいたときから同じでした。

また、実際に読むときの心構えですが、上記ラインナップのとおり、相当数の媒体からニュースが送られてくるので、全部読むのは不可能であり、ヘッドラインだけ読んで、更に読む価値があるか振り分けていくことになります。場合によっては、週末対応アイテムに回して、週末に時間をかけて読むことになります。

なお、ヘッドラインに依拠して振り分ける以上、ヘッドラインの情報量が必要十分である必要があります。上述のニューズレターの選択に戻りますが、この情報量の点もまた選択において重視した点です。

まとめ

以上、完全に自分の整理のために書いた記事ではありますが、Texasの地元紙などについては、あまり日本語で書いている人もいないと思いますので、多少なりとも参考になりましたら幸いです。

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