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NEW TYPEの時代 〜役に立つと意味があるって何が違う?〜

まず僕は本の全ページを読むわけではありません。目次を見て自分が気になる部分だけ読むようにしてます。理由は2つあって、
①全部読んでも結局頭に残ってない部分の方が多い
②本を読むスピードが上がる。
からです。
なので自分が読んだ部分で、新たに気づいたことなどあればまとめていきます。

なんでこの本を読もうと思ったのか?

著者の山口周さんが「役に立つ→意味がある」時代へってことをSNS上で言っていました。
それを見た自分は、「え?その2つ何が違うの?笑」「何か人の役に立ってれば、それってつまり意味あるんじゃないの?笑 」って自分の考えとのズレがあったので、読んでみようと思いました。笑
めっっちゃ思考が浅はかですよね。笑

「意味がある」とは

半世紀前はテレビ、洗濯機、冷蔵庫が三種の神器と言われていました。でも今の社会ではこの3つを持っていない家庭を見つける方が難しいです。実際今の暮らしにおいて、既に必要とされているモノは行き渡っていて、なにも不自由ない生活ですよね?私たちは今「モノが過剰の時代」を生きているんです。
しかし一方で、モノが過剰になってる分、「意味が希少な時代」になっていると書かれています。
この意味が希少とは、それを何のためにやっているのか、目的をしっかり持っている人やモノが超少ないっていうことです。
例えば、「何のために働くの?」この問いに答えられる人って少なそうですよね。。答えられたらその人は働いている意味があるということです。
意味を持ってる人は、ただやっている人に比べてモチベーションの量も全然違います。だからこそこれからは、KPIとか設定してこの数字達成するように頑張ろう!とかじゃなくて、これを何のためにやるのか、WHYを語り、それをやる意味を引き出せる人がNEWTYPEの人材なんだと書かれてました、
簡単にまとめると役に立つっていうのはただ正解を出すことで、正解の先に目的がないこと。意味があるっていうのは正解を出した先にちゃんとした目的があること。なのかと。
意味とか目的を持っている人もいると思うけど、それが本当に心から思っていることなのかっていうのも重要だと思います。

問題を見つけるために大切なこと

ビジネスは基本的に「問題の発見」と「問題の解消」を組み合わせることによって富を出しています。

以前の社会は問題がたくさんあったので、「問題を解消する力」がとても重宝されていました。しかし今の時代は、モノが過剰になっていて「問題を解消する力」の価値が薄れてきています。AIなんか出てきたらなおさらですよね。
だからこそ誰も気づいてない問題を見つけて、社会に提起する人こそNEW TYPEと。
ここからが面白いのが、そもそも問題とは何なのか。
山口さんは

問題解決の世界では「問題」を「望ましい状態と現在の状況が一致していない状態」と定義します。「望ましい状態」と「現在の状態」に差分があること、これを「問題」として確定するということです。

つまり問題を発見するためには、「世界はもっとこうあるべき」とか自分なりのありたい姿やビジョンを構想する力が必要なんです。この力がNEW TYPEには必要だと言っています。
現状に不満があって、いつも愚痴ばっかり言ってる人に限って、じゃあどうしたいの?って聞いたりすると何も言わないってことありますよね。
問題を発見するためには、未来を構想する力が大切になるというのは自分にとって新たな気づきでした。

あとがき

意味ってどうやって生まれるんだろうって考えてたんですけど、やっぱり「行動」するしかないのかなと。意味って結局その人のストーリーから生まれると思うんですよね。
Showroomの前田社長があの事業をやる意味って、小学生の頃の弾き語りの経験があるからってやっぱ心動かされるじゃないですか。ビズリーチ事業も、南さんが転職活動中にキャリアアドバイザーに相談したら、皆な同じ強みを自分に言ってくれるのに、紹介する会社はどこも毎度違くて、結局その会社の都合でしか紹介してねーじゃん!って思ったかららしいです。
確かそんな感じだった気が。笑

そういうストーリーが、人の心を動かしたりするのでやっぱり行動したもん勝ちですね。

#ニュータイプ #山口周 #書籍要約 #大学生 #メモ


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