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【五輪準決勝 日本vsスペインのプレビュー】

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さて、今回は試合のプレビューです。五輪サッカーもいよいよ準決勝ということで、この試合の見どころを記してみました。

まずは予想スタメンから。

メンバー

お互いに準々決勝では「右サイドバック」が出場停止でした。そこが戻ってきます。日本代表からいきましょう。

右サイドバックに酒井が戻り、センターバック右の吉田と再び関係性を構築します。一方で、冨安が出場停止なのでおそらく南アフリカ戦と同様に板倉が起用されるでしょう。左のサイドバックは、その板倉と連係を図った南アフリカ戦と同じく中山を戻すと予想しました。ここに相対するのはアセンシオですが、彼は今大会でカットイン以外での仕事はあまりできていません。1対1の対応で封じ込めることは可能なので、旗手より守備力のある中山を予想しています。

ダブルボランチは不動。疲労が懸念ですが、冨安の代わりに板倉をCBで使わざるを得ないため、あるいは左SBに中山を使うとなると代わりがいないことも理由に挙げられます。

2列目は準々決勝と同じ。左が相馬でなく三好や旗手も考えられますが、守備力に不安のある三笘はベンチからと予想します。最前線は満を持して再び上田を予想。ガルシアとトーレスの間でポジションを取りながらフランス戦のようにファーストタッチで抜け出してシュートも打てる彼のストライカー嗅覚に期待したいですね。もちろん林の可能性も高く、プレッシングで追い回してもらう意図としてスタートで起用することもあるでしょう。

一方のスペインは、右SBにヒルが戻ってくるものの、ミンゲサが再離脱でいなくなったのは痛手。とはいえ、ヒルは前回の日本戦でもスタートから出ているように、力は持っています。CBの2人は不動。フル代表でも今後このコンビになるだろうと目されている通り、彼らの繋ぎは大会No.1コンビでしょう。

左SBは、ここまでミランダ→ククレジャ→ククレジャ→ミランダとローテーションしていますが、実力的にはククレジャの方が上だと思うので代えてくると予想しました。

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