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「アナリスト」を考える

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サッカーアナリストの杉崎です。

オンラインサロン運営、J1〜J3選手のパーソナルアナリスト、Run.Edge株式会社のアドバイザー、東京大学運動会ア式蹴球部のテクニカルアドバイザー、メディア活動などを行っております。
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「サッカーアナリストのすゝめ」

さて今回は、3月26日に行われたスポーツアナリティクスジャパン2022にあやかり、アナリストについて再考してみたいと思います。

僭越ながら、自分も1つのセッションに登壇させていただきました。アーカイブもご覧になれるみたいですので、ご興味ある方は、自分のセッションのみならずスポーツアナリストたちによる数多くのセッションがありますので、ご検討してみてください。

当たり前ですが、ここではサッカーアナリストについて考察してみます。アナリストを考えるというタイトルは、違和感がありますね。あえてそうしたのですが、職業を考えるということです。

「警察官」を考える
「弁護士」を考える
「鍼灸師」を考える

のように、職業を考えることはあまりないかもしれません。その感覚なので違和感があります。なぜ違和感になるかと言えばおそらく、アナリストとは、職業なのか?という疑問が浮かんでくるからです。

サッカーのコーチというと職業のように確立されていると思います。その中の、「役割」のような部分が多いからですね。分析をする人という直訳なら、コーチという職業における役割として担っているのではと。

これは26日のSAJ2022でも感じました。ある人は「アナリストの仕事は自動化される」と予言している人もいましたしね。

まあ自動化に関しては、アナリストのみならず、様々な分野で今後はあり得ます。AIや機械学習によってルーティン作業は容易にコンピュータやロボットが完結するでしょうし、その辺のスーパーでもこの手の話が適用できるくらいですから。

どんどん人の役割が変わる中で、自動化が考えられる職業は、変革を求められるのでしょう。

やはりその波は、スポーツ界にも来るはずです。決まったサイズのピッチで、決まったルール下の中で行うのがスポーツですから、取得できるデータや情報は有限です。自動化できないはずがありません。それくらい、世界の「技術」は進歩してきました。

では、アナリストは職業として成り立つのか?そもそも人が行う必要はあるのか?未来はどうなるのか?

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