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カジュアル面談の体験ログ【Guidable編】

新宿駅から都庁方面へ15分。到着!

新宿駅を出て徒歩15分ほど。都庁を通り過ぎてすこし歩いたところにあるビル。
一階に小洒落たカフェっぽいラウンジがあるが、従業員以外は使えないらしい。
すこし残念に思いながらもラウンジ横を通過してエレベーターで9階に上がる。

9階に到着!

エレベーターを降りて通路を右に曲がった先が今回の訪問先だ。

はじめまして、Guidable。

オフホワイト、チャコールグレー、ナチュラルウッドを基調としたモダンなオフィスを訪ね、待つこと数分。コーポレート室の米島さんが私を出迎えてくれた。

今回訪ねたGuidableという会社は、在留外国人のブルーカラーの求職者を主な対象とした求人サービスを展開する会社だ。
日本経済を、もっと多国籍に。」というビジョンが示す通り、国籍にかかわらず働ける、暮らせる土壌を作ることで、日本の人手不足職に困る在留外国人双方に利益をもたらす事を目指している。
主力事業はGuidable Jobsという求人サポートサービスで、求職者の外国人や、採用する企業側の不安の解消など双方に対するサポート、パイプ役を担う。
また、在留外国人に向けた生活お役立ち情報の発信、在留外国人のニーズ調査なども手掛けている。
今流行りも生成AIもサービスに組み入れながら、より良いサービスを実現するために学校や地域自治体、他の会社と連携してビジョンの実現を目指している。
いい意味で貪欲に、ミッションに沿った展開を目指している会社という印象だ。

オフィスの紹介

場所を移してオフィス内へ!

米島さんに連れられ、オフィスを見ながらその説明とメンバー構成についての話を聞いた。
オフィスの間取りはメインスペースとサブスペースのように別れていて、メインスペースとサブスペースの間にはファミレスのテーブル席のようなテーブル席が3セットほどある。
部署ごとにデスクが固まっている配置だが、同じ部署でもチームの違いだろうか?複数箇所に分散している場合もあった。
壁際には座高の低いソファがテーブルを挟むような形で2セット置かれている。

オフィスのマップ。私の記憶を元に描いたものなのでぜんぜん違うかも?

次に聞いた社内のメンバー構成の話はかなり驚いた。というのも、メンバー全体の1/3がインターンの学生だというのだ。
同社の広報やニュースにも多く書かれているが、Guidableはインターン生でも一定程度の裁量権が与えられていて、社員に混ざって普通に仕事をしているようだった。
中には社内記録を更新した強者もいるようだ。

そんな会社のオフィスだが、殺伐とした雰囲気は感じない。
静かながらも活気があることが伝わってくる、そういうオフィスだ。
事前に持っていた多人種な職場というイメージとは若干異なっていて、日本人が7割以上で、残り3割程を外国人の社員が占めていると言った具合だった。

カジュアル面談

立ち話で先述した説明を受けたり、私の現在の学年など基本的な情報を確認した後、オフィスの壁際にある座高の低いソファに移った。

座高が低いテーブル席!うっかり寝不足の時座ったら寝ちゃいそう・・・

ソファに移って最初の話題は今までのバイト歴についてで、現在やっているファミマのバイトの内容や、その仕事中の工夫や発見について私から話をした。
記事を沢山読むこと、Noteを書いていることなども話した。
セールス担当の社員の方、マーケティング担当の社員の方を呼んでもらい、それぞれから仕事の内容についての説明も受けた。
事前のリサーチでわからなかった「面接代行」というサービスも「採用側が行う一次面接をGuidableが代行して求職者と面接する仕組み」と知ることが出来た。

そんな流れの中で話はインターンへと進む。
インターンの話題がメインになった辺りからすこし流れが変わった。怒涛のインターン勧誘パート開始である。
とは言っても、喋りやすいリラックスした空気はそのままだったので、私は素直に「現状はまだ就活開始直後であり、Guidableが良いのかどうかすら分からないので、ひとまず見送りたい。」と考えを伝えた。すると、1Dayインターンなるモノを紹介された。なるほど。確かに1日だけであれば気軽に参加できる。
ということで、私はこの提案を飲んで、後日1Dayインターンで再度オフィスを訪れる事になった。今から楽しみだ。

考察 ―濃密な30分―

インターンの話が主題となってからの話の展開の仕方は、直前に聞いていたGuidableにおけるアポ取り営業の話とそっくりだった。
相手の反応を見つつ、答えの分岐に合わせて、相手がNOと言える逃げ道を確実に潰していき、最後には互いの同意のもとでYESを引き出す。実際私はYESと答えた。
実際に仕掛けられる側になって、何よりすごいと思ったのは、仕掛けられているときも不快感はなく、リラックスした空気はそのままだった点だ。
相手の意見にしっかり耳を傾け、その上で通したい提案を納得のもとで同意させる。これがプロの技か!と内心ビックリしていた。

相手を探ったり、提案をねじ込んだりしようとすると、角が立ったり、リラックスとは違う空気が生まれてしまうと思っていたが、たった30分ほどでその認識が覆されてしまった。

終わりに

今回、オフィスを訪ねるに当たり、コーポレートサイト内のコンテンツほぼ全てに目を通す簡単な事前リサーチをしたのだが、会社のエピソードを事前に知って、そのことを話題に引っ張って展開するのは有効だと感じた。
私は文で読んだ内容を結構覚えている方だ。今後もどこかのオフィスを訪ねるときは同じようにコーポレートサイトを隅から隅まで読んでから臨もうと思う。

おまけ

余談だが、バイトで働く上での私のテーマの一つに「海外の方への接客をしている時、私は日本の印象を左右する存在になっている」という考え方がある。
最高の接客をすれば、きっと受けたその人は自国に帰って「日本の接客は素晴らしかった!」と周りに言ってくれるはずだ。
そして、その精神はGuidableでもきっと役立つ。担当した人が笑顔になると私も嬉しい。その点で言うとGuidableは非常に魅力的だ。
もし私が後先考えない質だったなら、インターンへの参加をその場で即決していただろう。
だが、私はまだ進むべき道、進むべき方向を見出だせていない。
Guidableがいい会社であるとして、それを確信とするにはもっと多くの会社を見る必要があると強く感じた。

今後、就活を進める中でGuidableのワタシ的評価が揺らぐのか?それともより一層魅力的になるのか?
どうなるのか今はわからないが、いずれにしても楽しみだ。

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