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人生で1番走った1日


24キロ


私は先日24キロ走った。

一人暮らししていた場所から実家まで。
頭悪いかもしれない

前々から走ってみたいなと思っていたことが
実現できた。
やっぱり頭悪い

日本縦断に向け、8月から毎月一回はこういう大きな距離を走る?歩くと決めていた。
9月のイベントも無事終了することができた。


前回は13キロだったのに対し、今回は24キロしかもそんな距離徒歩で移動したことなんてなかった。

あんまし想像がつかなかった。


だからちょっと楽しみだった。
もう変態なのかもしれない。


スタート地点は新杉田という駅

ここが一人暮らししていた場所


まずはスタート地点に電車でいき、ラーメンをぶち込む
ニンニクの入った油そば

今思えばこれがのちの走りを大きく遅らせた。


ラーメンを食べ終わったあと、スマホの充電がなかったので、充電しようと思ったが、充電のコードがないことに気がつく。

意味ないじゃん…

ただ重いバッテリーを持つだけなのも癪に触ったので、コンビニでコードを買い、スタート。



早速走り始める。
すると腹の中であいつが暴れ回る。
クソっ、腹が痛え。
ニンニクを摂取したこともあり、お腹のコンディションは最悪
最初の1時間はほぼ歩いていた。

走り始めて(歩き始めて)すぐに小道に入った。
すると小さい境内?があった。
お腹の調子が治って、無事完走できますように。という願いと共に、お賽銭を入れ、後にした。


最初の1時間はまだ始まった感があって、
楽しみながら歩くことができた。(もう歩くって言います。)

しかし途中から遠くの方で見える坂道がなかなかの強敵に見えてくる。
マリオでいうミニクッパみたいな
(クッパではないのがポイント)

敵が現れるたびに心の中で 楽しませてくれるじゃねぇか と呟きながら必死で坂を登った
(この時彼は厨二病なっていた)


歩き始めて約2時間
とりあえず徒歩での到着時刻を1時間早めようという目標のもと、少し痛みがなくなってきたお腹と共に走り出していた。

電車の誘惑も多少なりはあったが、挫折が折れることはなく(めっちゃ折らそうとするじゃん)、黙々と突き進む。


しかしそこで新たな敵が現れた。
それは…

ネコ🐈


道端でのんびりしているネコを発見し、思わず近寄ってみるとネコは逃げることなく、体をなすりつけてきた。


か、かわいい


こんな強敵には敵うはずもなく、10分近くタイムロスしてしまった。


ただ1人で走る私にとってはむしろ心が癒された。
敵ではなく、救世主だったのかもしれない

あの時のネコさんありがとう。


少し毛まみれになったズボンを気にせず、歩き出す。


こころが癒されたのも束の間。ここから先の記憶はあんまりない。
ちょうど半分いくかいかないかくらいの地点だった。そこから先は自分の経験したことのない未知の世界というか道の世界。やかましっ

ただただキツいという記憶だけが脳に染み付いている。


途中からは結構走ったりもした。
ゴールまで残り5キロ地点くらいから
走れなくなった。足が上がらないし、痛い。

向こうの方に観覧車が見えた。
ゴールの近くには観覧車がある。
25キロ離れたところから歩き始めたことを考えるとようやくだと思いながら、最後の気力を使って進んだ。


知っている街並みや道が増えてきて、
もう着く感が漂う。

残り数百メートルとなった頃にはウキウキが止まらなかった。よし!もう着く!



ゴールが見えてくる。
ゴールへと続く階段が最後にあったが、
この時私はこの階段がレッドカーペットのように見えた。

むしろこの時の俺のためにこの階段を作ってくれたのではないかと思うくらいこの階段は輝いて見えた。


そしてゴール

約24キロ
所要時間 4時間7分
歩数 30705歩


着いた時はこんなに嬉しいものなのかと思った。前回の川崎駅に行った時とは比べ物にならないくらい嬉しかった。

ここまでの距離を歩いたから知れたことだけど、この日から数日間左足が痛くて歩けなかった。
歩きすぎるとこんな弊害があるんだなと知れた良い経験だった。



次はもっと距離を伸ばしてチャレンジ💪


最後まで読んで頂きありがとうございました。

次回はフルマラソン編でお会いしましょう。

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