旅RUNキュレーションVol.50(第135回関東10マイル・10キロロードレース)
コロナ騒動の煽りを喰らってしまった2021年だった。今年自分が出られたランニング大会は昨日までに名古屋シティマラソン(ハーフ)の1大会だけ。その後、数多くの大会にエントリーするもことごとく中止・延期となり出ることが叶わなかった。中止を見越して10月には同日開催の東京マラソンと長井マラソンの両方にエントリーをしていたが、なんと両方とも中止。
世の中的には復活したマラソン大会も多かった。下関海響マラソン、富山マラソン、青島太平洋マラソン、奈良マラソン…いずれもエントリーしておらず出走は叶わなかった。このうち、富山マラソンは出たことが無かったのでエントリーしておけばよかったなと後悔している。ちょうど黒部名水マラソンにエントリーしていたから回避していたんですよね、まさか黒部名水マラソンも中止になるとは思わなかった。コロナ騒動が最も収まっていた頃だったのに。
そんな巡り合わせの悪い年だったけど、本日12月19日は今年最後のマラソン大会に出場。昨年も出場した関東10マイル・10キロロードレース大会だ。去年はコロナ騒動が大きかったにも関わらず開催された世界で5番目に歴史の深い大会だ。
場所は千葉県成田市の宗吾霊堂。
受付は朝8時からってことなのでそれに間に合うように京成線で移動。最寄り駅宗吾参道駅に降りると人の数が去年よりちょっと多めの印象。今年はランニング大会参加を忌避する人は減ってるのだろうかね。
1kmほどの距離を歩いて宗吾霊堂に到着。それにしても今朝は寒い! Apple Watchを見ると氷点下1度の文字が出てくるし、宗吾霊堂には霜が張っている。でも天気は良いし、風も弱い。走るには素晴らしい環境ではなかろうか。
健康チェックシートを受付に渡して参加賞のTシャツを受け取り。
関東10マイルロードレースの良いところは控え室にお寺の坊を使わせていただけること。ここにはストーブが設置されていて暖かい。朝8時過ぎの段階では人がそう多くないのでストーブの直ぐ近くを陣取ることができる。早く来て暖かい坊でゆっくりするのが良いと思う。
トイレは2箇所ほどにある。1つは坊の中、一つは外に。今回は外の方を使わせていただきました。便器の数は少ないので早めに用を足した方がよいでしょう。
朝10時、10kmの部がスタート。こちらに出る人のほうが多いようでふと聞いたところでは1000人くらいが10kmにエントリーしたそうだ。制限時間的には10kmのほうがユルいから門戸が広いんだろうね。
僕が出るのは朝10時25分スタートの10マイル(約16キロ)。こちらは制限時間90分なのでやや門戸は狭い、参加者は500人弱だ。整列もそんなに早く並ばなくても大丈夫系、僕は早めにスタンバるくせがあるので早々とスタート地点へ。これをやるとちょっと前の方に並んでしまうのでスタートで猛ダッシュが求められる。スタートの流れを悪くするわけにはいかないからな。
なお、今年も12月最後の大会ということでサンタ帽を被ってのスタート。寒かったのでインナーウェアを着たんだけど朝10時くらいから気温が良い感じに上がってきたからインナーウェアは結果的に不要だったなと。このあたりの読みは難しい。
スタート地点の最前線には順天堂大学の面々が。実際に出ているかどうかは別だが、エントリー名簿には来年の箱根駅伝のメンバーもいる。
10時25分号砲。僕の前の人が号砲で出遅れてちょっと詰まってしまった。
序盤は下り坂で気持ちいい、これは逆に戻りの苦しさに繋がるわけだが。最初飛ばしたけどやっぱり息切れが早い。練習不足だな…。僕の場合、大会に数出ることでトレーニングを兼ねているから、9ヶ月ぶりだとやっぱりダメだ。
6km地点くらいで先頭ランナーとすれ違う、順天堂大学さすがだ。
8kmで折り返し、その直後に給水。この大会の給水はこの1カ所だけでかつ水のみだ。ちょうど8kmくらいのところで腰が痛くなってきたんだけど水で冷やせるチャンスもこの1回だけ、ちょっとツラかった。
沿道の応援は去年より少し多い感じだったかも、サンタを応援してくれる声もあって嬉しかった。大会はこうして応援してもらえるのが良いよね。
最後の1kmは上り坂、これがやっぱりキツい。
でもフィニッシュ直前で2人追い抜いて2021年最後のゴール!!
追い越し追い越される感覚、これもまた大会の醍醐味。タイムは去年より2分も遅い1時間25分12秒。制限時間直前だな、やばい。でも個人大会129回連続完走できました。
なお、ゴール後給水もないので参加時は自前でドリンクを準備しておくのが大事です。
やっぱり大会は楽しい。2021年は結果2大会で終わってしまったが来年はもっといっぱいエントリーして出よう。世の中の流れが変わって大会にどんどん出られると良いな。
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