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【得点源のひとつに💛】体膨張率の関係式と熱の移動についてマスターしましょう🎇:乙種第4類危険物取扱者試験対策 No.59


復習を大切に👍

第4類危険物の区分🌟

第4類危険物の概要は、以下の通りです。
これは、最優先で暗記すべき事項です。

なお、以下にまとめる表において
上にある油類のほうが危険性が高い
(下にある油類のほうが危険性が低い)
という認識でお読みいただけると幸いです!
※危険等級と指定数量もセットで覚えましょう!

筆者作成:第4類危険物の概要

体膨張率とは?

体膨張率とは、物質の温度上昇による
体積膨張の割合を示したものです。

「物質体積×体膨張率×温度差」によって
膨張体積(ΔL)を求めることができます👍

そして、物質の種類によって
体膨張率は異なっています。

体膨張率の大小関係

気体>液体>固体

なお、ガソリンの体膨張率は
0.00135[1/K]となります。
したがって、ガソリン100Lを
10K上昇させたときの膨張体積は
100×0.00135[1/K]×10K=1.35[L]

と求めることができるのです!
※これら公式は暗記しておきましょう👍

3種類の熱の移動

熱の移動には、以下の3種類があります。
➀伝導
②対流
③放射

熱伝導率とは

熱伝導率とは、物質の熱の伝わりやすさ
の度合いを表したものになります。

そして、熱伝導率の大小関係は
「気体<液体<固体」の順になります。

※体膨張率の大小関係は
「固体<液体<気体」の順でしたね👀

比重とは?

比重とは、1気圧で4℃の水の密度に
対するある物質(固体、液体)の
密度の比のことをいいます。

比重=ある物質の密度/1気圧4℃の水の密度

水の最大密度

水の体積は、1気圧で4℃のときに
最小となりますので、水の密度は
1気圧で4℃の時に最大となります🔖

水に浮く物質

比重が1よりも小さい物質は、水に浮きます!
対称的に、比重が1よりも大きい物質は
水に沈んでいくことなります👍
→危険物の性質と一緒に覚えていきましょう💛

蒸気比重とは?

蒸気比重とは、1気圧で0℃の空気の密度に
対するある気体の密度の比のことです。

蒸気比重=分子/分母
=ある気体の密度/1気圧で0℃の空気の密度

空気中で下降する気体

蒸気比重が1よりも大きい気体は
空気中で、下降することになります。

対称的に、蒸気比重が1よりも大きい気体は
空気中で、上昇していきます👍
→危険物の蒸気比重とあわせて覚えましょう。

【復習】第4類危険物に共通する特性と関連事項🌟

今回は、第4類危険物に共通する特性と
関連事項について一緒に学習していきましょう。

なお、これらは大まかな傾向であり
該当しない危険物があることには注意です📝

可燃性蒸気が引火する

第4類危険物は、全て引火性の液体であり
液面から引火性蒸気が発生します💭
この可燃性蒸気の温度が燃焼範囲内の状態で
あれば、引火源が与えられることにより
危険物が引火してしまうことになるのです。

可燃性蒸気は空気よりも重い

第4類危険物から発生する可燃性蒸気は
蒸気比重が1より大きいため、空気より重く
低所にとどまるという特徴があります📝

静電気をためやすい

水に溶けにくい第4類危険物は
不良導体(絶縁体)であることが多いです。

電流が流れにくい不良導体(絶縁体)は静電気
を発生しやすく、静電気をためやすいのです💡

発火点が200℃以上の危険物が多い

第4類危険物の発火点は、200℃以上
であるものが多いことが特徴になります🔥
例外)特殊引火物:二硫化炭素(90℃)

無色または無色透明のものが多い

第4類危険物の色は、無色または
無色透明であるものが多いです。
なお、判別のために着色料を添加
することで対応している場合もあります。

第4類危険物の最大と最小📊

ここでは、試験対策をメインにしておりますので
要点を絞って、効率アップを目指していきます!

引火点が最も低い

ジエチルエーテル:-45℃

ジエチルエーテル(英: diethyl ether)とは
エチル基とエチル基がエーテル結合した
分子構造をしている有機化合物
である。

密度は0.708 g/cm3。
特徴的な甘い臭気を持つ、無色透明の液体である

出所サイト

発火点が最も低いもの

二硫化炭素:90℃

二硫化炭素の特殊な貯蔵・取扱い方法について

沸点が最も低いもの

アセトアルデヒド:21℃

燃焼範囲が最も広いもの

アセトアルデヒド:4~60vol%
※vol%:ボリュームパーセント

発火点が200℃未満のもの

ジエチルエーテル:160℃
二硫化炭素:90℃
アセトアルデヒド:175℃

なお、第4類危険物のほどんどが
発火点200℃以上となります🔖

用語の復習📚

引火点:火を可燃物に近づけることにより
可燃物が燃え出す最低温度のこと

発火点:火を可燃物に近づけることなく
可燃物が燃え出す最低温度のこと

沸点:液体が沸騰する温度
→発生蒸気量が増える

燃焼範囲

可燃性蒸気が空気中で燃焼することが
できる一定の温度範囲のこと

<燃焼範囲のポイント>
・可燃性蒸気の温度が上限値を
上回ると燃焼ができない
・可燃性蒸気の温度が下限値を
下回ると燃焼できない
・引火点、発火点、沸点が低ければ低いほど
また、燃焼範囲が広ければ広いほど
危険物の危険性が高くなること


危険物に関する諸法令🌟

本日のアウトプットはここまでとします!

社会人生活も始まり、大学生の頃と
比べて、相対的に可処分時間も少ないですが
毎日30分でも継続できるように精進します!

資格勉強という手段を有効活用したい💖

私の趣味の1つである「資格勉強」という
手段を活用して、これから本格的に突入する
社会人生活をより良い時間にしていきたいです🌈

大切なことは「目的」と「手段」を明確に
区別して、取り組むことであると思います。
要するに、試験に合格し、資格を取得することが
目的ではない
ということです。

資格勉強という手段を講じて、仕事に繋がる
学習を効率良く進めていくことが本望です!

私がこれから学習していく危険物取扱者乙4
危険物取扱者試験のなかでも需要が高い資格
であると言われることが多いです。
なぜならば、危険物取扱者乙4は、さまざまな
職種や職場で需要が高く、転職や就職の
際に有利に働きやすい資格であるからです👍

なお【乙種第4類危険物取扱者試験対策】
向けの投稿を作成する上で、以下の3点には
あらかじめご了承いただけますと幸いです。

①会社の守秘義務を徹底して遵守すること
②参考資料の適切な引用を心がけること
③収益化をせず、趣味として継続すること

毎日コツコツと、計画的に勉強を進めていき
なるべく早く受験&合格を目指します🔥
今後も、私と一緒に乙種第4類試験対策
を進めていくことにしましょう💖

第4類危険物取扱者試験の試験科目📚

危険物乙4の試験科目は、以下にまとめた
「危険物に関する法令」
「基礎的な物理学及び基礎的な化学」
「危険物の性質並びにその火災予防及び
消火の方法」
の3つとなっています🔖

そして、この試験時間は2時間であり
問題構成は、法令についての出題が15問
それ以外の2つ(化学基礎、危険物の性質等)が
各10問の計35問出題される試験となります。

そして、5つの選択肢の中から解答を1つ選ぶ
マークシート
での回答になっているのです!

乙4の合格ライン

合格するためには、科目ごとに
60%以上の正答率が必要
となります👀
つまり、1科目でも60%に達しなければ
試験に合格できないことになります。

<試験構成と最低ライン>
法令:9/15問
化学基礎:6/10問
性質・消火:6/10問

合格率からみる難易度

試験実施状況(3月) - 一般財団法人
消防試験研究センター
によれば
危険物乙4の合格率はおよそ30~40%です👀

これは、難関として知られてい
る危険物甲種とほぼ同等の合格率なのです💦

その一方で、乙1~3類、5類、6類の合格率が
60%台くらいですので、この数字をみても
乙4の合格率が低いことがわかります。
なかなかチャレンジングな試験ですね👀

本投稿作成における参考資料


元素周期表

これらの資料をベースに、今後も乙種第4類
危険物取扱者試験
対策を進めてまいります!

おすすめマガジンのご紹介🔔

今後、さらにコンテンツを
拡充できるように努めて参りますので
何卒よろしくお願い申し上げます📚

最後までご覧いただきありがとうございました🌈

まだまだ浅学非才な私ですが
noteという最高の環境を活用して
日々、成長できるように精進します🔥

アウトプット前提のインプットを体現する
ことができるのは、本当に有意義であると
思いますし、成長の記録としても残るので
非常にやりがいを感じています。

社会人になってもnoteはなるべく
継続していきたいことではありますが
あくまで趣味としての取組みになりますので
優先順位を大切にして活動していきます!

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いただけると大変嬉しく思います✨

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