【フレーミング効果🌈】「表現」ひとつで伝わる印象を効果的に操作できるのはどうして??:行動経済学 No.9
行動経済学が最強の学問である🎊
経済学部に通う私も
いよいよ大学「学部」最終年になり
学問に全力を注ぐ時間も限られてきました👍
「知は力なり」という言葉を信じて
残りの大学生生活を満喫したいと思います
学部レベルのマクロ経済学等は
個人的によく理解できたつもりです
しかしながら、本当の経済の動向を理解すること、そしてビジネスで活かせる知性を会得するには、学部レベルの知識ではお話になりません😥
現実の経済データを、理論モデルと当てはめ
正しい計量手法によって実証分析できる力を醸成したら
きっと将来どこかで活躍できる人財になれる可能性を高めることに繋がると思います
そのため、計量経済学の勉強にもトライし、現在も知見を深めていけるように努めています
しかし、いくら数字や計量分析の知識を会得しても「数字を読みとく力」「非合理的な行動への対応力」「ビジネスへの応用力」が無ければ、この知識を有効活用することはできません
だからこそ、私はこのタイミングで正しい行動経済学の知識や理論を会得しなければならないと自覚しました💦
なぜならば、実際の経済動向や政治と結びつけながら
応用できる能力がなければ
知識を持つ意義も小さくなってしまうからです💦
何事もアウトプット前提のインプットが
大事であると、noteで毎日発信してきました📣
これは、どのような内容で
あっても当てはまります👍
先行研究の論文を一概に読んでも
記憶に残っていなかったり
大切な観点を忘れてしまっていたりしたら
学習の進捗は滞ってしまうと思います
だからこそ、この「note」をフル活用して
自分の知識を1%でも、定着させ
誰にでもわかりやすい解説をアウトプットできるように努めていきたいと思います
以下では、私がこれから学習する
全世界で注目を集めている「行動経済学」について
アウトプットしていきたいと思います🔥
なお、本投稿作成における参考文献は以下の通りです
前回のお復習い📚
行動経済学の原理:Principals of Behavioral Economics🌟
経済学の分野は、とても広いです!
行動経済学はこの分野の一部にすぎませんが、行動経済学自体には、行動経済学のテーマを決定する多くの指針があります。
これからの投稿は、行動経済学主な原則とテーマのいくつかについて考察していきたいと思います💚
フレーミング効果:Framing Effect✨
フレーミング効果(Framing Effect)は、行動経済学や心理学において重要な概念の一つです。
これは、情報や選択肢の提示の仕方が人々の意思決定に影響を与える現象を指します。
具体的には、同じ情報でも異なる枠組み(フレーム)で提示されると、人々の判断や意思決定が変わることを示しています。
フレーミング効果について
フレーミングは、何かが個人にどのように提示されるかの原則です。
この行動経済学の概念は、何かがどのように提示されたかの構造に基づいて結果が決定される可能性があるという認知バイアスを提示します。
ベーブ・ルースに関する次の 2 つの発言について、誰かがどのように感じるか考えてみましょう。
1.ベーブ・ルースは打席の
ほぼ3分の2でヒットを打てなかった。
2.史上最高の野球選手の一人であるベーブ・ルースは、生涯打率.342を記録しました。
実は、どちらも同じことを述べていいます!
しかし、これほどにも受け取る印象が異なることを実感できるのではないでしょうか?😂
加えて、同じリスクや利得がある状況でも、情報が肯定的な視点で提示されると人々はリスクを冒しやすくなりますが、否定的な視点で提示されると保守的になります。
このように、枠組みが変わることで、同じ状況でも人々の判断が異なるというのがフレーミング効果の特徴です。
行動経済学では、この効果が意思決定にどのように影響を与えるかを研究し、これを利用して効果的なコミュニケーションや政策提案を行う方法を模索しています。
政府や企業は、メッセージや情報のフレーミングを工夫することで、人々の行動を促進したり、望ましい方向に導いたりすることが期待されています。
よって、フレーミング効果は、他の行動経済学の概念と組み合わせて、広告、政策決定、コミュニケーション戦略など様々な分野で応用されているのです!
フレーミング効果を活用しよう🔥
以下に、フレーミング効果を活用するための具体的な方法をいくつか紹介します。
ポジティブ・フレーミングの活用:
与えられる情報やメッセージをポジティブな言葉や文脈で提示することで、受け手の意思決定に良い影響を与えることがあります。例えば、商品の広告では、割引率を「20%オフ」と表現するよりも、「80%残る」と表現する方が効果的です。
損失回避の強調:
人々は損失を避ける傾向が強いため、情報を損失としてフレーム化することで、より効果的に説得できることがあります。例えば、健康製品の広告で、「これを飲むことで健康を守れます」というよりも、「健康を守るためにこれを飲まないと損失が生じます」と表現することができます。
選択肢の枠組みの変更:
選択肢やオプションの提示の仕方を変えることで、人々の意思決定に影響を与えることができます。例えば、商品の価格を「月額1000円」ではなく、「たったの33円/日」と表現することで、支払いの少なさが強調され、購買意欲が高まることがあります。
フレーミングの一貫性を保つ:
フレーミングは一貫性を保つことが重要です。同じメッセージを異なる文脈で提示することは避けるべきです。一貫性が保たれることで、受け手の混乱を避け、信頼性を高めることができます。
ターゲットオーディエンスに合わせたフレーミング:
対象となる人々の価値観や優先順位に応じて、フレーミングを調整することが重要です。異なるターゲットオーディエンスに同じメッセージを送る場合でも、それぞれに適したフレーミングを用いることが効果的です。
これらの方法を組み合わせて、フレーミング効果を最大限に活用することができますね🔥
ただし、情報を誤解されないように注意深く選択し、倫理的な観点からも検討することが重要になるでしょう✨
行動経済学を学ぶ意義について🔖
今、世界の名だたるトップ企業で、「行動経済学を学んだ人材」の争奪戦が繰り広げられています!
この投稿は、参考資料からインプットした「主要理論」をアウトプットすることで、ビジネスパーソン必須の教養「行動経済学」を解説することにチャレンジしたいと思います🎊
本書によれば、ビジネスパーソンにとって行動経済学ほど「イケてる学問」はないと述べられています😍
現に世界のビジネス界では「行動経済学の影響力」はますます強まっています。
いま世界の名だたるトップ企業の間で「行動経済学を学んだ人材」の争奪戦が、頻繁に繰り広げられているそうです!
行動経済学の知見に富んだ1人の人材獲得に何千万円もの資金が動き、
企業には「行動経済学チーム」までできているそうですね👀
また、このようなビジネス界の要請を受けた世界のトップ大学が
次々と「行動経済学部」を新設し始めています!
MBAのように、多くのビジネスパーソンが
行動経済学を学びに集まっているとのことです👏
このようなトレンドを考慮したら、もはや行動経済学は、「ビジネスパーソンが最も身につけるべき教養」となっているといっても過言ではありません。
しかし、行動経済学は新しい学問であるが故に、これまで体系化されてこなかったことも事実です。
用語や理論を一つ一つ丸暗記するしかなく、なかなか「本質」がつかめなかったことも事実でしょう💦
ここで、この投稿では、基礎知識をおさえた上で、本書からインプットした
「ナッジ理論」「プロスペクト理論」から「身体的認知」「アフェクト」「不確実性理論」「パワー・オブ・ビコーズ」まで「主要理論」をアウトプットすることで行動経済学を解説していくことにします🔥
What Is Behavioral Economics? Theories, Goals, and Applications
行動経済学とは何でしょう?
行動経済学は、個人や組織の経済的意思決定プロセスに関連する心理学の研究です
行動経済学は多くの場合、規範経済学(normative economics)と関連しています
この本では、心理学と経済学を活用して、人々が時折、非合理的な決定(irrational decisions)を下す理由、および人々の行動が経済モデルの予測に従わない理由とその仕組みを探ります📝
重要なポイントは以下の通りです📝
行動経済学は、人々が下す決定と、非合理的な選択が選ばれる理由を分析する心理学の研究です
行動経済学は、限定された合理性、選択の構造、認知バイアス、群集心理の影響を受けます
行動経済学は、フレーミングを含む多くの原則に基づいて作成されています
代表的な例は、ヒューリスティック、損失回避、サンクコストの誤謬などでしょうか
企業は、商品の価格設定、コマーシャルの作成、および製品のパッケージ化に行動経済学の情報を使用します
スターバックスの季節限定ドリンク、Amazon のライトニングセール、または「1つ買うと1つもらえる」 などといったプロモーションはすべて行動経済学に結びついていることがわかるのです📝
行動経済学を学ぶことが、ますます楽しみになってきたのではないでしょうか??💝
本日の解説は、以上とします📝
今後も様々な経済学理論集ならびに
社会課題に対する経済学的視点に基づく解説など
有意義な内容を発信できるように努めてまいりますので、何卒宜しくお願いします🥺
付録:私の卒論研究テーマについて🔖
私は「為替介入の実証分析」をテーマに
卒業論文を執筆しようと考えています📝
日本経済を考えたときに、為替レートによって
貿易取引や経常収支が変化したり
株や証券、債権といった金融資産の収益率が
変化したりと日本経済と為替レートとは
切っても切れない縁があるのです💝
(円💴だけに・・・)
経済ショックによって
為替レートが変化すると
その影響は私たちの生活に大きく影響します
だからこそ、為替レートの安定性を
担保するような為替介入はマクロ経済政策に
おいても非常に重要な意義を持っていると
推測しています
決して学部生が楽して執筆できる簡単なテーマを選択しているわけでは無いと信じています
ただ、この卒業論文をやり切ることが
私の学生生活の集大成となることは事実なので
最後までコツコツと取り組んで参ります🔥
おすすめマガジンのご紹介🔔
こちらに24卒としての私の就職活動体験記をまとめたマガジンをご紹介させていただきます👍
様々な観点から就職活動について考察していますので、ご一読いただけますと幸いです
改めて、就職活動は
本当に「ご縁」だと感じました🍀
だからこそ、ご縁を大切に
そして、選んだ道を正解にできるよう
これからも努力していきたいなと思います🔥
今後、さらにコンテンツを拡充できるように努めて参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます📚
最後までご愛読いただき誠に有難うございました!
あくまで、私の見解や思ったことを
まとめさせていただいてますが
その点に関しまして、ご了承ください🙏
この投稿をみてくださった方が
ほんの小さな事でも学びがあった!
考え方の引き出しが増えた!
読書から学べることが多い!
などなど、プラスの収穫があったのであれば
大変嬉しく思いますし、投稿作成の冥利に尽きます!!
お気軽にコメント、いいね「スキ」💖
そして、お差し支えなければ
フォロー&シェアをお願いしたいです👍
今後とも何卒よろしくお願いいたします!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?