【人生】現状維持に甘んじていいのか分からない

一週間ほど前から、心の安定を保つための試みとして、
「現状維持でいい」
という考えを持つようにしている。


僕は元々、
「このままダラダラと生きていたら、酷い部署に飛ばされたり、仕事が出来ないままだったりして、地獄を見るのではないか」
という不安感が強く、仕事の勉強をしたり、資格試験の勉強をしたりと焦っていた。それで心が疲れることも多々あった。

そんな折、「認知の歪み」についてのネット診断をやってみた。
すると、どうやら僕は認知が歪んでいるようで、過度に悲観的になっているらしいことが分かってきた。

そこで、新しい試みとして、
「別に焦って頑張らなくても良い。今まで通り普通に出社して、家族と普通に暮らしていれば、それで人生は十分なのだ」
と考えるようにした。

結果、気持ちは楽になった。疲れている時は無理して勉強せず休むようになり、そのことに罪悪感も抱かなくなった。
ひとまずの心の安定としては、成功していると言える。

一方で、勉強時間(作業時間)は明らかに減っている。このままだと資格試験に受かる可能性は低い。
長期的に見れば、「あの時、もっと焦って勉強しておけばよかった」と後悔するときが来るのかもしれない。

今のところ答えは出ていない。どうするのが正解なのか、分からない。


・それにしても、人生をどのくらい頑張れば良いのかというのは、本当に分からない。

 僕は日本という比較的恵まれた国でサラリーマンをしていて、倒産の心配もリストラの心配もない。妻と娘が居て、孤独に喘いでもいない。
 そう考えると、がむしゃらに頑張る必要はないのかもしれない。

 とはいえ、仕事が楽しい訳ではない。やりがいのない単調な日々だ。仕事の出来がいい訳でもない。本当に今後30年以上働き続けられるのか? もっと夢を追ってこそ人生なんじゃないのか? 
 そう考えると、こんな所で変に満足していいのか、不安な気持ちもある。


 何も分からない。僕は30年以上生きてきて、何も分からないままだ。

 ひとまず、分からないということだけ、今日はここに書いておこうと思う。