bez:なしで obalu:包装 なお店
日本であったらいいな。と思っていたお店で、こちらでよく利用しているのが、量り売りのお店。
プラハに何店舗かある、bezobalu
店名がそのまま、"包装なしで"という潔いお店です。
包装無しでどうやって買うかというと、
リサイクルの瓶と量りが用意されているので、まず瓶に重さの印字されたシールを貼ります。
(もちろん自分で持ってきた容器でもOK)
あとは、欲しいものを瓶に入れて、レジでその中身を申告するだけ。
瓶は顧客が自宅で使い終わったものを持ってきて、ここに置いていきます。それをお店側で洗って買い物の際に使えるようにしています。
わたしは今日は、食器洗い機用の洗剤を買いました。
うちはあまり脂ゴテゴテ料理はしないので、これ少しで充分。
市販のタブレット型のだと、洗剤の量も調整できないし、匂いもきつくてしんどいので、助かっています。
そして経済的。
いままで気づかなかったけど、Bee Waxのつぶつぶも売ってる。こっちで買ったエコラップがくっつかなくなってきたから、リペアしてみるのも楽しそう。
ちなみに私の前に並んでいた30代男性と思しき方は、オーツ麦やレーズン、ナッツなどをそれぞれ2リットルくらいの大きなコンテナいっぱいに買っていました。
朝食用かな。
こちらの食文化も量り売り浸透の背景にはある気がします。シリアルやドライフルーツにミルクかけるだけの朝食、ランチやディナーのスープには、野菜切ったものとお豆なども多い。
使う食材が量り売りとマッチしてるし、スーパーやファーマーズマーケットでも、野菜類は大きさや形がまちまちで、基本は量り売り。
冒頭の瓶の重さを量る機械も普通のスーパーにあるのとほぼ一緒で、野菜も自分で重さを量って、バーコードシールを貼るのが日常の買い物方法です。
ところで、今年の日本は暖冬で、大根の成長が早く、廃棄せざるを得ないという話も耳にしました。
少しずつ量り売りのお店も増えてきているものの、現状のJAを通した流通方法とはまた別のルートで作り手さんと生活者が繋がり、お互い支え合う方法にどんどんチャレンジしていくフェーズなんじゃないかな。と考えています。
新規就農者を中心にできるだけオーガニックの農家さんを集めた宅配サービスの 坂ノ途中さん、
作り手さんと生活者を直接つなぐサービスの 食べチョクさん、
CSA的な視点で取り組みを始められた 谷口農園さんなど、
遠くからも素敵だなぁ。がんばれー!と応援している志高い会社さんも日本にはたくさんありますしね。
それにしても、捨てなきゃならない大根をたくさん買い取って、切り干し大根を大量に作りたい。。。我が家の必需品なので、自家製していますが、こちらのビオショップで切り干し大根はかなり高値で置いてありますよ。日持ちもしますしね。わかめ感覚でお味噌汁に入れられるのが気に入ってます。
値段視察と新たな豆腐を求めて、またCountryLifeに行ってこようと思います。
ちなみに、梅酢やたまり醤油も買えます。我が家はお気に入りの醤油蔵があって、日本からたんまり持ってきているので、まだ試す機会はないのだけれど。
ではまた近々!
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