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「論理的」に正しいことすら拒否することは可能だ。万人が「自分の世界」を構築する自由がある。

(*もちろん、ここで言う「自由」は、他者の自由を妨げない範囲であるのは言うまでもありません。個々人の自由とは制約なしの自由ではなく、一定の制約条件においてのみ成り立つ概念です。前提に複数の人間の共存があります。)

私たちは通常、脳(意識)社会に生きてます。論理性・合理性が重視される社会です。それが、論理的、合理的であれば、受け入れなければならないと言う強いプレッシャーがあります。だけど、そうした世界を丸ごと拒否する権利を持つことが「自由である」と言うことです。

例えば、
Bさん
「あなた(Aさん)の言うことは、あなたの世界では正しいのでしょう。
また、あなたと私が共有した幻想の中であなたの正しさを反論する術を私は持っていません。しかし、あなたの言うことがいくら正しかろうが、私はそれを受け入れません。」

ふむ。夫婦やカップルでありそうな話です。しかし、実は、こう言う権利が誰にでも担保されています。それこそが、自分を生きると言うことですね。それが不可能な考え方は共依存と呼ばれます。(もちろん、可能であることと選択することは違う次元の問題です。)

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これはつまり、AとB二人の宇宙が一つの宇宙に重なって、一つの宇宙に見えていたことが、あることを境に二つの宇宙にまた分かれていくと言うことです。

私たちは論理性のみに生きるのではありません。論理性、合理性もまた共存のための知恵でした。社会や仕事が強い論理性で動く社会に囲まれているのでそれを絶対視しがちになりますが、豊かさそのものではありません。(もちろんそうしたものを広く担保するために有用だから重視されるのだが、偏りのある場面では重要ではありません。)

正しさを主張したAさんには、離れていく宇宙を持ったBさんのことは、一体どこが違ったのか分からないままでしょう。離れていくBさんも、反論できないのでその時点では意識的には分からないかもしれません。しかし、本能的、もしくは直観的に(この二つは異なるレイヤーのメッセージだが)強烈に拒絶するのです。せざるを得ない。それはBさんの宇宙にはないルールだからです。時間の経過とともに何が原因だったかわかるようになるでしょう。つまり、私たちは、それぞれが異なる自分の宇宙を作る権利を持っているのです。

さて、生きるにおいて、私たちはこの力を積極的に活用してみよう!

私たちは、それぞれ自分の宇宙(=here he+ place)に生きています。その宇宙をどのように定義するかは、実は私たちにかかっています。そして、その宇宙に登場する物理的存在のあなたは、その宇宙を創造したあなたのアバターのようなものだと考えてください。しかし、案外そのことを知らずアバターの世話に夢中になるものの、世界観の整備は無防備な人が多いように思います。結果として、他者の世界観・宇宙観の影響をダイレクトに被るのです。但し、他者の意識を伴った相手の宇宙が重ならなければ、そこには別の登場人物がいないことになります。私たちが考えた通りにならない相手(私たちが通常認識する他者)を、あなたの宇宙に登場させたければ他の宇宙観と重なりあうしかありません。


こうした世界観・宇宙観は、大多数の人が考えるであろう
「このコントロールできない世界に、自分の意思でなく生まれてきて苦労しながら、なんとか自分らしく生きる場をこの世界の片隅に見つける」
と言う世界観とは異なります。あなたが、世界の創造者です。あなたが見るその周囲はあなたの意識の投影であって絶対不変の真実がそこにあるのではありません。その宇宙をどのように保ち、他の宇宙創造者とどのように重ね合わせながら生きるか。所詮、重なってきた他者の世界観も、あなたの宇宙に投影されてあなたが受け取るにすぎません。ここに登場する3次元世界の物理的存在としてのあなたはアバターなのです。こうした世界観は、極めて有用で面白く、世界の創造者として生きる可能性がここに広がります。

哲学というのは、ギリシャの市民階級(今で言う貴族)の余暇ではなく現実を支えるものであると思います。皆さんも一度、自分では、なんともならない世界に生きるのではなく、「自分が作った世界に生きると完全に構造を入れ替えて考えてみてはいかがでしょう。」全く異なる世界がみえるかもしれません。実は、科学の限界を超えるにはそうした天動説から地動説への意識の転換が必要かもしれません。

論理を超えた成人発達レベル

「A」を必要とせず成長したにも関わらず、成長すると「A」ばかり気にする生き物とはなんでしょう。

A=花の蜜    →答え:蝶(芋虫は花の蜜を吸わない)

A=経済的見返り →答え:人間(赤ん坊は経済的見返りではない愛情を受けて育つ)

幼少期と成人期で欲するものが異なる生き物は他にもいるでしょう。では、私たちの現在の姿は最終形態なのでしょうか?だとしたら、これ以上の変化は諦めるしかないですが、もしこれがメタモルフォーゼの途中なら私たちが求めるものも当然のようにこれから変化していくでしょう。これが成人発達の基本的考え方です。

そろそろ、論理性、合理性を超えて含むような、高い次元を持ち合わせながら、人生に向き合う時代のように思います。

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私は、はたらく意味のアカデミア「WaLaの哲学」という講座を主宰してます。

WaLaとは、"Work anywhere Live anywhere"の略で、「はたらくを自由に暮らすを自由に」と訳しています。現在のような危機を乗り越えた後の社会に必要な概念かと思います。多くのビジネスマンが新しい時代に必要な考え方の軸を求め、学んでおられます。こうした危機においてこそ哲学が重要であると思いを深めております。

今のような変革期に大切なのは2点
1)新しい時代に必要な考えの軸を持つこと
2)そうした時代を共に生きる仲間を持つこと

WaLaの哲学は、この2点を大切にしています。情報化社会の進展による顕在意識の活性化と係留場所を失った潜在意識の解離はますます大きくなり、スピリチュアル・エンプティネスが広がり続けてます。その結果、社会の激動はますます激しくなるでしょう。

心の準備をし、次の時代の準備に粛々と向かいましょう。

WaLaの哲学を通じ取り組んでることは「切り離された世界の住人としてではなく、つながった世界の住人として生きるための哲学」つまりあなたが、自ら設定した宇宙で自らを主人公として描く、全く新しい宇宙観・世界観の中に生きることです。そのために必要な思考の型を、これからを生きる武器として多くの人に持って欲しいと思い、こうした場を作ってます。

「自分とは一体何者なのか?」

「この世界はどういった場所と考えるべきか?」

万物の背景にある力を学ぶことでより大きな力を捉えられるでしょう。21世紀を生き抜く哲学の型を学ぶ WaLaの哲学4期生募集。以下日程でオリエンテーション 実施してます。(オンライン参加も可能)

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・3/19(木) 19:30~21:30
・3/28(土)13:00~15:30
・4/2(木)19:30~21:30
・4/7(火)19:30~21:30

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