今回、小説をかきあげるのに、大変お世話になった、大友監督渾身の「るろうに剣心」見てきました。
映画を見ると、誰もが自分の大切なものを守るために必死に生きてる。
そして、そうした生き方は、結果的に自分のエゴのために生きる人生よりはるかに大きな満足を、自分の人生に与えてくれる。
そうしたことを思い出させるでしょう。
剣心が縁に言う。
「お主の恨みは正当だ」
そこには、人の想いへの深い共感がある。
そうした気づきとともに、こうした世界に触れると、こんなふうに自分も生きたいと心に火をつけてくれることでしょう。
だけど、映画館から出たら、僕らはどうする?
皆は何と闘う?
少し高ぶったエネルギーを何にぶつける?
今は、敵が見えづらい時代かもしれない。
でも、幕末も同じ。
160年が過ぎた、今だからわかるだけで
当時も今も、いつだって一番強い敵は見えないはず。
ONE OK ROCKの主題歌
Renagadesも立ち上がれという力強い歌だ。
だけど、敵が見えない時どう闘う?
まずは、世界の捉え方を180度変える必要がある。
私たちを当たり前に取り囲む前提を疑えるかだ。
「WaLaの哲学」はそのための哲学
「羊たちの叛逆」は まさにRenagades(叛逆者)への応援の小説だ。
それと、大切なものはなくしてから気づく。
伝説の最後編の主題歌
one ok rockの「Heartache」が沁みます。
夕陽を見ながら歌ってました。
*追伸
10年かけてやってきたプロジェクトの公開の日に緊急事態宣言、身近な人の想いを考えると胸がキュッとします。関係者のみなさんの想いいかばかりかと。しかし、これらの想いも全て世界に転写され、次の時代につながる。監督もきっとそう思われていることでしょう。
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