学生時代頑張った事

東大に受かってから1年は、何もやる気が起きなくて、サークル活動に精を出したり、進級とは関係ない難しい数学書を買って読んだりしてるうちに留年した。そのときは、まあ、自由にやればいいさ、くらいに思っていた。

そうこうしてるうちに妹が東大に入ってきた。元々2歳差なので、1つ下の学年に妹が入ってきた事になる。妹と一緒の学年は嫌だと思って、進級を頑張ったので、学生時代に頑張った事といえば、進級なのだが、就職の面接で、進級を頑張った、と言うと、普通だな、とか、面白くない、とか言われた。

スラムダンクで、花道らが赤点をとって、追試を受ける届け出をするシーンがあって、その時は、自分は高校の勉強に困った事がないので、高校の勉強もできないなんて、と思ったが、大学の勉強は大変で、監視する親もいないので、勉強しなければ、普通に留年するんだな、と思った。ある意味、花道らは自分の先を行っていた。

自分の落第のニュースは親戚にも伝わって、今は亡き祖父に、僕が落第するとはなあ!と笑われた。

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