多くの人を救った=0

ノーベル賞受賞した大村智さんが、年間3億人が感染してた病気の治療薬を開発した事から、「大村智さんは多くの人を救った」という印象、事実はあると思う。それで、勘違いしそうなのは、未来は明るい、とか、「多くの命は救える」みたいな印象、事実を受ける、考えるだろう。

ここで、次の質問を考える:
「今まで医者(全員)はいくつの命を救ったか」

これに対して、「大村さんが3億は救ったから、3億は救った」とか思う人もいると思うし、いたけど、実際は「0人」だからね。だって、人は死ぬからね。

医者は死を誤魔化してるだけだよ。
もがいてもがいてもがいてるだけぞ。

マジックザギャザリングに「最後の言葉」というカードがあって、そのフレーバーテキストが、「いつか誰かが私を打ち負かすだろう。だが、それは今日ではないし、お前にでもない」ま、そんな感じで、その病気から防いだ。ってだけで、ま、そりゃすごいし、すごいからノーベル賞なんだけど、

ハンプティダンプティの歌があって、ハンプティダンプティは壁の上にいて、壁から落っこちた。王様の馬も家来も、ハンプティダンプティを元に戻せなかった。ハンプティダンプティは卵。って言われてるけど、ま、実際は違うが、医者やエンジニア(修理工)のバージョンもあって、

医者が命を救えるなら、死ぬはずはないんだが、人は死ぬし、人は死ぬって事は、医者は人を救えない。って事なんだよ。

ギネス記録はジャンヌカルマン(フランス人)で、122歳まで生きたけど、旧約聖書に人の寿命を120にした。という(神話めいた話の中に妙にリアルな)記述があって、2000年以上前から、これが限界って思われてるんだよ。それを越えた人はジャンヌカルマンしかいない。

日本人も頑張ってるけどな。





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