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ゲストハウス

13世紀を生きた,ペルシア文学史上最高の神秘主義詩人ともいわれる、ジャラール・ウッディーン・ルーミー、通称ルーミーのゲストハウスから

「ゲストハウス」

人間であることは、ゲストハウスであること。

毎朝新しいお客が到着する。
喜び、憂鬱、意地悪な気持ち。
そのときどきの気づきが、思いがけないお客としてやってくる。

それらすべてを歓迎し、もてなしをしよう!

たとえそれが悲しみの集団で、荒々しく家中の家具を持ち去って、空っぽにしてしまったとしても、どのお客にも敬意を持って接しよう。

それは新たな喜びを迎え入れるために、あなたを空っぽにしてくれているのかもしれない。

暗い気持ち、恥ずかしさ、悪意も、
玄関で笑いながら出迎えて招き入れよう。

訪れるものすべてに感謝しよう。

なぜなら、どれもがはるか彼方から、
あなたの人生のガイドとして送られてきたものなのだから。

この詩にグッと来る人もいれば、そうでない人もいるでしょう。
なんかグッと来る感じだけど、何で空き巣みたいな連中まで歓迎しないといけないの?という気持ちになる人もいるかもしれません。

ルーミーは、積極的に招き入れなさいと言ってるのではなく、この人たちも私達もお守りください🙏🏼と神に祈りましょうと言っているのです。

困難や障害にあった時、辛い時、まずはそのことが自分の成長のために天から送られてきたものだと思って感謝してみませんか?

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