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成功する海外ビジネス~仮説を立ててみよう~

情報収集、分析、国選びができたら、いよいよ仮説を立ててみましょう。
仮説のポイントは「どのように事業を進めれば良いか」です。
今後、この仮説(仮戦略とも呼びます)に基づいて具体的な海外進出事業を行うので、ある程度詰めた方が良いです。ただ、あくまで仮説なので、詳細まで積めなくても大丈夫です。経営者、経営陣の間で共有する程度で良いと思います。

進出候補国は?その理由は?
市場規模、ニーズが大きい、入口として参入しやすい、などなど理由を明確にしましょう。

誰に何をどれくらい売るか?
自社の持つ製品ラインアップから、土の製品を販売するのか決めましょう。対象国では高すぎる、このままではニーズに沿わないといった障壁があるならば、仕様を変えるのか、別の商品にするのか、といった検討を行います。

自社の強みは?
この時点で、ある程度明確にしておいてください。今後、出会うことになる未来のパートナー候補や取引先候補に、何度も繰り返し説明することになります。
値段なのか、品質なのか、希少性なのか、アフターサービスなのか、等々。
自分では何が強みなのか、分かりにくいかもしれません。周りの関係者にヒアリングしたりして、自社の強みを決めてください。

進出形態は?
現地進出を考えているならば、独資で現地法人を作るのか、パートナーと合弁企業を作るのか、そこまでやらなくても現地代理店を見つけるのか、輸出で対応するのか、EC越境サイトを通じて販売するのか、といった形態を決めてください。

人員体制は?
自社の強みと同じくらい重要です。
誰が責任者で、誰がメンバーで、どういう権限を持って事業を進めるのか、明確にしてください。

資金確保は?
事業を進行するために、予算をどうするのか、ある程度の当たりをつけてください。自己負担で実費でやるのか、政府の補助金を取るのか、金融機関からの融資なのか、場合によっては出資も視野に入れるのか。
どういう形で予算を確保するか、目途をつけることが重要です。

現時点ではザックリと仮説を立てることが大切です。
ご参考までに本内容の動画版をご紹介します☟

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