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どんどん失敗しよう

こんにちは。
元証券マン、コーネル大学MBA中退してダンサーに「転職」した永田です。
自分の経験をもとに自分らしい人生を歩むためのヒントをお伝えしていきます。今回のテーマは「失敗」です。

失敗したら立ち直れない。
失敗したら恥ずかしい。
「失敗は良くない」こと、と私たちの頭には刷り込まれています。

しかし最初からうまくいくことなんてありません。小さな失敗の積み重ねから少しずつ学んで成長していくものです。
ずいぶん昔の話ですが、中学校のクラスメートに好きな子がいました。自信もなく内気で消極的な少年だったので、まともに話すことさえできず卒業しました。ところが卒業して何年たっても忘れられず、むしろ想いは募っていきました。そこで思い切って告白しようと決めました。
まだ携帯がない時代で、卒業アルバムの自宅電話番号を手に電話ボックスから緊張で震える手で電話をして会いました。

結果はあっけなく振られました。
でも不思議なくらいすっきりしました。
振られた瞬間はショックだったものの、それで吹っ切れました。振られたら諦めて次へ進むしかありません。
小恥ずかしい思い出ですが、失敗なんて後で振り返れば笑い話だし、逆に何もしなければ、あの時告白していたらうまくいったかもしれないのにと未練が残って後悔したかもしれません。

小さな失敗体験でしたがそれ以来、迷ったら「後で後悔しない」方を選ぶという行動基準ができました。

失敗を恐れて行動しない間に、失敗を厭わない人は次から次へと行動していきます。そのうち失敗に対する「免疫」もつきます。さらに「修正力」も身に付くので、失敗を恐れて何もしない人との差はどんどん開きます。

一人でうじうじ悩んでいても、行動しないと何も解決しないし、前にも進みません。くよくよ悩んでいる間は人生のすごろくで言えば「お休み」です。

休んでいる間はどこへも進めず、へたをしたら人生終わってしまいます。

とにかくいっぱい行動して、いっぱい失敗しましょう。
最初からうまくいくことなんてありません。すべては失敗から始まります。

それでもどうしても失敗が怖いと言うあなたへ。
本当に怖いのは失敗を恐れて「何もしない」ことです。それこそが「失敗」です。
厄介なことに、それに気づくのに時間がかかります。若い時にやりたいことをやればよかったと、人生の終盤になってから後悔しても時間は取り戻せません。

チャレンジした結果の失敗は財産となり、思い出にもなります。
失敗体験を重ねて、楽しく振り返れる思い出の多い人生にしましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回はスランプについて書いていきます。


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