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一番怖いのは最初の一歩

こんにちは。
元証券マン、コーネル大学MBA中退してダンサーに「転職」した永田です。

自分の経験をもとに自分らしい人生を歩むためのヒントをお伝えしていきます。今回のテーマは「最初の一歩」です。

何か新しいことをしようと決意しても、なかなか最初の一歩が踏み出せません。

最初の一歩が、一番怖いのです
一歩目が第一関門にして「最大の関門」です。

そこを乗り越えたら2歩目、3歩目は自然と足が出ます。
いくら本を読んでも、何も行動に移さなければ、結局何も変わりません。
「小さな一歩」からでいいから、踏み出してみましょう。

それでも例えば会社を辞める、海外に移住するとなると躊躇してひるんでしまう気持ちはよくわかります。

僕も会社とMBAを辞めるまで、何百回も迷いました。

始めは正気かと自分を疑いました。突飛すぎる思いつきに自分の思考回路が追いつかず、現実味がありませんでした。少しずつリアルに考え始めてなんとか清水寺の舞台までやってきたと思っても、なかなか飛び降りる決断はできず、何度も舞台を行ったり来たりしました。

舞台の下を見ようとしても真っ暗で何も見えません。

怖くて何度も足がすくみました。

やっぱり無理だ、と逃げ出したくなりました。

辞めることを伝えるために留学先のアメリカから会社に電話をする日。いきなり電話するのは怖いので、ワンクッション置くため、まだ時差のあるうちにメールで大まかな内容と、後で電話する旨を書いて送信しました。そうして電話せざる得ない状況を作りました。

正直言うと、電話する直前まで怖かったです。

こんなことをして本当に大丈夫なのか?

何度自分に問いかけたことか。

最後の最後まで迷いの心は消えません。

最後は半分ヤケクソと勢いです。

決断ができるまで待っていたら、いつまでも飛び降りられません。
時には、決断ができないまま行動する必要があります。

怖いのは「最初の一歩」です。

踏み出してしまえば、恐怖心は消えます
それよりも目の前の現実に対処することに必死で忙しくなります。不安がっている場合ではなくなります。ボクシングでも一番怖いのは試合直前です。ゴングがなってしまえばアドレナリンが出て、嫌でも前に進まざるを得ません。

小学校に上がる前、漢字を覚えられるのか不安でした。今思えばバカバカしいですが、未知のことを想像すると怖くなるのです。

そんなことで悩んでいたのだと後で懐かしくなる日が来るまで、今の気持ちを書き残しておきましょう。

スタート台に立ったら、もう考えることはやめましょう。あとはスタートボタンを押すだけです。えいっ、と勢いで飛び降りるのです。


最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回は後悔、について書いていきます。

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