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思い立ったらすぐ行動する

こんにちは。
証券会社を退職/MBA留学を中退してフラメンコダンサーになった永田健です。

そんな経験をもとに自分らしい人生を歩むためのヒントをお伝えできたらと思います:今回のテーマ「行動力」。

あなたの心の奥深くに眠っている「情熱」は何でしょうか?
もう見つかっている人もいれば、まだ見つからない人もいるでしょう。
何でもいいから、楽しそう!と思ったことはすぐに行動することです。
行動しないとその想いは「ゼロ」に戻ってしまいます。せっかくのアイデアがなかったことになります。逆に一つ行動すると、どんどん次につながっていきます。
だからこの章では「行動」することに絞って書いていきます。

これは名案だ! と思いついたものの、その後冷静に考えて無理だと諦めてしまったことがありませんか? 居酒屋で盛り上がったのに、翌日になったらあの熱狂は何だったのだろうと思い返したことがありませんか?

僕はあります。

だからこそ「思い立ったらすぐ行動する」がとても大事です。
情熱が「諦め」に変わらないように。

熱は熱いうちに打てと言いますが、情熱もまさにそうです。
ろうそくの火のようなもので、冷たい息を吹きかけたり、しばらく放っておいたりするとすぐ消えてしまいます。思いついた熱いうちに行動しないとすぐに覚めてしまいます。
初めて会社を辞めよう、と思いついたのは夜の布団の中でした。その想いは翌朝もろくも崩れました。「そんなことバカげている!」 理性がむくむく起き上がり、感性をあっという間に押さえ込みました。
すぐに決断する代わりに、半年後にずっと勉強してきた証券アナリストの最終試験があるので、それを受けてからにしようと先延ばしをしました。

人間の心は弱く、移ろいやすいものです。
試験は受かりましたが、その頃には日々の仕事と勉強に疲れ果て、何かアクションを起こすエネルギーも情熱も残っていませんでした。そんな時、MBA留学の社内選抜試験の告知が回って来ました。
留学期間は2年あるから夏休みにスペインにも行けるし、それもいいじゃないか。
留学は入社時からの目標だったし、会社員を続けながらフラメンコを踊るのも悪くないか。その頃には半年前の熱い想いはすっかりどこかへ吹き飛んでいました。
あれは「一時の気の迷い」だった、早まらなくて良かったと自分に言い聞かせてMBA留学に頭を切り替えました。

会社は理性の世界なので、毎日その空気に触れているうちに感性はどんどん隅に追いやられ、満員電車にかき消されてしまいます。情熱は気づいたら太陽を浴びていないひまわりのようにすっかり萎びて枯れてしまいました。

あなたはいくつの情熱を、置き去りにしてきましたか?
お金、理性、常識と引き換えに情熱をこれ以上「押し殺す」ことはやめましょう。

感情を理論で否定してはいけません。
父親は銀行員だったので、理論的に説得されると反論できません。
なんとなくそう思うこと、直感で感じたことを説明しろと言われてもうまく言葉にはできません。感情は理論と相性が悪いのです。
理論で封じ込められる前に、行動するしかありません。

情熱はとても「デリケート」な生き物です。
ぱっとひらめいたアイデアはすぐに実行に移さないと、日々の生活の中で押し潰されて、ただの「夢物語」で終わってしまいます。

今度、何か思いついたらまずは手帳にでもメモしておきましょう。そしてできること、小さいことでもいいからとにかく実行に移すことです。実行するまで、メモに残しておきましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回は時間の価値について書いていきます。


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