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【激ネタバレ?】シン・エヴァ見終わって①

(書いてる内にシン・エヴァまで話がたどり着かず、今回は序までのネタバレです。)

自分がエヴァに出会ったのは高校生の頃。

当時、アニメージュだったかなぁ、ニュータイプだったかなぁ、すごい人がすごいロボットアニメを作るらしいよって前評判が出てて、夕方に流れるそのアニメを注目してた。

新世紀エヴァンゲリオン。

英語が大の苦手で10段階評価ですら2とかしかない自分が、エヴァの謎に没頭してアイキャッチで表示される英字サブタイトルの意味とかを英和辞典で検索して翻訳したり、聖書に出てくる言葉なんかを探したりしてた。

人類補完計画、汎用人型決戦兵器人造人間エヴァンゲリオン、死海文書、使徒、ネルフ、アダム、イブ、リリス…。

中二病にはたまらない謎ワード。

どういう物語なのか、必死に追いかけるだけで精一杯だったのに…。

残り数話で展開は全てを放り投げて「おめでとう」エンドへとたどり着く。

ポッカーンという頭の中の思考回路。

まさしく「思考回路はショート寸前」な訳である。

高校生なりに考えたが、「碇」どころか「怒り」がこみあげた。


時は流れて、旧劇場版の公開。

田舎にいた自分は劇場に行くことは出来ず、数年後レンタルビデオ屋さんでビデオフォーマット版なるものと旧劇を鑑賞することになる。

ようやくこれで謎が全て解き明かされるんだとワクワクしたのを覚えてる。

旧劇は、今までの総集編と完結編に分かれていて、完結編ではネルフの人たちがどんどん「使徒」ではなく「人」に殺されていく。

ミサトさんの「大人のキスよ。帰ってきたら続きをしましょう」に興奮し、アスカのラストシーン「気持ち悪い」に絶望を感じたわけです。

やっぱり、このアニメは全く理解できなかった。


さらに時は流れ、社会人として生活していく中で、突然「新劇場版」が制作されることが発表される。


あのエヴァンゲリオンがついに完結するんだ!


そう思い、序・破・Qを楽しみに仕事をしていたのを記憶している。


ヱヴァンゲリオン新劇場版・序。

1995年のテレビ版公開から12年。干支も一回りした、2007年に公開された。

当時は仕事が辛い時期でかなりこの公開には救われた気がする。

内容はテレビ版の1話から6話までの再構築版。


テレビ版を見ていた自分はその映像美に感動し、レイの「あなたは死なないわ。私が守るもの」の名台詞に涙した。

そして、エンドロール後に登場する月面で目覚める「カヲル君」だ。

うぉぉ!エヴァが復活したー!破はどうなるの!?

とワクワクした訳だけど…。


予想以上に長くなったので、ここでつづく。

「この次も、サービスサービス♪」

とミサトさんの名台詞を頭に浮かべつつ。

(続)

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