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電動キックボードは便利?危険?

今回は犬猫とは全く関係の無い話しです。また全くの私見で、関わる団体などの意見を代表するものでもありません。

都内では、一昔前は『スタバでMacBook開いてそう』と言われた人種は、今では『電動キックボードに乗ってそう』と言い換えられているらしい。そんな話をつい先日聞いたばかりでした。
大都会から郊外へ引っ越し、一家に数台自動車があって当たり前の地域で暮らしていると、シェアサイクルですら誰が使うの?という感じですが(私は専ら徒歩か公共の交通機関利用ですが)時折り意を決して都会へ出てくると、本当にたくさんの若い人たちがシェアで電動キックボードに乗っていて驚かされます。ここは埼玉県と地続きの同じ日本ですか?と(笑)
便利そうだし、楽しそうだし、ヘルメットも無くても乗れるし(着用は努力義務で自転車と同じ)、何より運転免許も不要になったと聞いていたので、機会があれば一度くらいは使ってみたいなと考えていました。
でも今日、渋谷から池袋方面にバスに乗って移動していたら(この路線は本当によく乗ったので懐かしく、お店が変わっているのを見て驚いたり、そんなお上りさんとして時間を過ごしていた所)バス停先の道路上に数名の人が立っていました。なんだなんだ、危険じゃないか?と思いつつ、バスが進むと足元には布の山?、更に近づいてみると女性が倒れていました。側には彼女が乗っていたと思われる電動キックボードが横倒しに。
詳細は分かりませんが、恐らく電動キックボードに乗っていた女性が何らかの理由で倒れ、心配した通りがかりの人たちが様子を見ていたのでしょう。バスの中からそんな様子を見て、警察に電話?と思っていたら、運転手さんが外に通じているマイクで「すぐ先に警察署があります!」と見ていた人たちに声をかけてくれました。それを聞いた自転車に乗った男性か警察署へ向かい、警官を連れて出てきました。バスはそのまま先に進みましたので、その後は分かりませんが、おそらく適切な処置がされたと思います。
簡単に使えて便利、でもやっぱり安全は自分で確保しなくてはいけないのですね。やっぱり初老が無理して電動キックボードに乗るのは辞めておこうと思わせてくれる出来事でした。同様にライドシェア導入の動きもありますが、これもやはり安全性という点では不安が残ります。人の命を預かるような仕事については、公共から正式に雇用された方にお任せするのが一番では無いでしょうか。なんでも効率優先、なんでも民営化という流れは、この辺りで考え直す必要があると思います。

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