見出し画像

がんサバイバーふたり 備忘録


タイトル通り 私の身近に今 、がん患者が二人。  夫と実兄。
二人とも真面目に一生懸命、仕事仕事で駆け抜けてきた世代。 人生これからがやっと、自分自身のために時間を使える!! そんな矢先の出来事。

夫に対しては 一番身近な存在であるが故に、かなり悲観的になり気持ちがどん底に落ち込み、陰で涙したこともありました。今はその気持ちを乗り越え前向きになれてる自分がわかります。

本人には言えませんが、
もし 今 なくなったら…   ってシュミレーションしてしまいました。
(※術後から2年過ぎて再発した今春、Dr.から余命宣告があり。)
夫は今現在、免疫療法で2週間に1度オプジーボ投与、仕事しながら通院治療中)

シュミレーション…  
これは決して悪いことではない!! 大切なことだって思うようになりました。もちろん自分自身の心の奥底で冷静に整理しておくって言う意味で、そうすることで徐々に、前向きに支える力に心が変化して行けたそんな感じがします。これはあくまでも私個人の経験からの心の在り方です。

4年前に亡くなった実父が最期、胃がん(末期)でした。父はその時 82歳。延命治療は行わず 自然の摂理に添った生き方を自ら選択し、それを身近でサポート出来たことが
、その後の私の人生を大きく変えた気がします。

人それぞれの人生観があり、これがいいとか こうしないとダメだなんてことはなくて、そして それを決めるのは Dr.でも家族でもない。
本人自身がどう生きたいかってこと
を理解して、家族はそれをできる限りでサポートする。その思いを尊重してあげることが一番大切なのかもしれない。

がん患者が家族にいて前向きになるって、特に見えない部分での気遣い、メンタル維持は実際すごくデリケートで難しい。

私自身の例であげると、

変に明るくしたら 本人が気分悪くしてないかなぁとか、大好きな推し活を楽しんだら、お前ばかり…なんて思ってないかなぁとか …。

いつも考え過ぎては、
暗くしてなきゃダメなのかな?
私もしたいことあっても我慢しなきゃダメなの?とか 心は常に葛藤している。

それぞれの人生がある。自分も尊重していんだよね。自分も大切にしていんだよね。そうすることで 支える!と言う見えないPowerに繋がるんだよねって、今はそう自分に言い聞かせて、普通に元気に過ごそう!

無理しないで出来ることを私なりにサポートしようと思って日々過ごしています。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?