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【中学入試算数】「過去問類題講座」という授業動画の販売をスタートしました

先日、過去問をやる際には注意しようという旨の記事を書きました。

正答率がわからないという部分が過去問で注意すべき点の1つだったわけですが、そのあたりのことを解決している算数の練習メニューを10年ほど前に開発しています。

その練習メニューは私のやってきた個別指導という指導スタイルの性質上、数多くの方に体験していただくことはできませんでした。

ですがこの度、私の過去の教え子達が取り組んできたその練習メニューを体験することのできる動画を作成し、販売することにいたしました

動画という形式ではありますが、中学受験における算数の力を伸ばしたい方に向けて、長年の経験に基づいた私の授業を提供させていただきます。

販売サイトはこちら↓


その練習メニューとは、実際の私立中学入試問題の前半部分のような問題、すなわち正解すべき問題を徹底的に練習するものです。この動画においては首都圏にある70校の入試問題を参考にして、その類題を私の方で作成し、提供しております。

またその実際の入試問題というのは指導している生徒がその学校を受験するかどうかは関係なくチョイスしています。

様々な学校の出題形式に触れることによって、入試直前での志望校の追加や変更にも対応しやすくなるというメリットも生まれました。

その他にも様々なメリットがございますので、この記事を最後までお読みになって、ご購入を検討していただければと思います。


講座のレベル・価格

講座のレベルは3段階用意しております。それぞれの講座がどのくらいのレベルの生徒に合うのか、首都圏模試の偏差値を参考にご紹介すると、

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このくらいの感覚です。初回はレベル2の動画を公開しています。レベル2の1つ目の動画ということで「レベル2-1」というナンバリングをしております。

(「レベル2-1」は、データ容量の都合で8/20まで内容を分割して販売を行っておりましたが、容量の見直しを行い、一括販売に切り替わりました。動画内容に関する変更はありません。


1つの講座の価格は1650円(税込)です。なお、2021年1月に限り1100円で提供しております。価格変更の記事はこちら↓


※2021年2月現在、「レベル1-1」「レベル2-1」「レベル2-2」が販売中です。


個別指導の場合は解説以外にも個々に合わせた指導をする領域が広大な分、高額(家庭教師としての個別指導だと1回の指導につきこの動画10回分以上)になってしまうわけですが、「解説」という部分に関しては私の個別指導と同等のものがこの動画でご提供できます。

解説の内容は私の個別指導におけるものと遜色ないものになっていると思います。私の過去の教え子が観たら、クスッとしたりニヤリとしたり、指導当時のことを思い出すことでしょう。

それだけ、彼らに何度も伝えて定着させてきた言葉、コツ、考え方といったものが、動画の中にふんだんに盛り込まれています。


以下に述べるような使い方をしていただければ、「効果」に関しても個別指導に近いものが得られることでしょう。また、私のブログの記事に目を通し続けていただければ、より私の個別指導の効果に近づきますので、併せてご利用いただけると幸いです。

無料や定額の動画コンテンツが数多く存在する中、このような価格設定は決して安く感じられるものではないでしょう。

また逆に、過去に個別指導をしていたご家庭に対しては申し訳ない気持ちも少なからずあります。

ただ、個別指導における解説以外の広大な領域の価値をおわかりいただいているはずなので、個別指導が高額であったことも納得いただけていることと思います。そして、たとえ解説だけであってもこのコンテンツはお得だと太鼓判を押していただけるのではないかと思います。


講座の内容

この講座では1回につき7問の解説を収録しております。今後、随時動画の数は増やしていく予定ですが、レベル2の動画の割合が多くなると思います。

7問とはいっても、収録されているのは過去の教え子達に解かせた約700問の問題の中で、正答率が高くなかったもの、ベストな方法で解くことができない子が多かったものを厳選しておりますので、少ない問題数ながらも価値の高い練習になるはずです。

また、ここで出題している問題だけでなく、他の問題にも応用が利くような解説を収録しております。家庭教師として長く活動してきた私の教え子というのは、塾に行っていない子や塾に行っていたとしても量をこなすことが苦手な子が多かったため、数少ない問題からでも力をつける必要がありました。ここでご紹介しているコンテンツはそういう子達でも十分に力を伸ばせた練習です。

そしてこの練習を教え子達にやらせるようになってから、毎年同じ問題を使用することによって各問題の正答率が明らかになっていることの他、それぞれの教え子がどういう問題でどのようにつまずいてきたかについても完全に把握しており、それを動画内での解説に活かしています。

生徒によってこの練習を実施していた時期や扱った問題が異なるため、ここで出てくる正答率というのは絶対的なものではないのですが、どんな問題でミスしやすいのかという点においては十分な目安となっていると思います。


解法の幅を広げる

正答率が高くても、シンプルな解法で解くことができている生徒が少ない問題も数多くあります。その場合は正解していても後日、シンプルな解法で解くことができるかどうかを確認するようにして定着を図っていました。

動画内では、普段通っている塾や、普段使っているテキストとは違う解法もたくさん出てくると思います。また邪道とも言うべき解法も紹介していたりします。

邪道について述べておくと、とにかく答えを求めることを諦めない意識を養うために紹介している意味もあります。そういう意識があると、他の科目の記述問題で書くのを諦めることがなくなったり、国語の抜き出し問題で執念深く探し続けることができるようになるはずです。

邪道的解法は最終手段として使うとして、その他の解法で普段使っていなくても自分にとってより良い解法だと思ったら、どんどん吸収してください。算数の問題は基本的に答えは1つですが、考え方、解き方はたくさんあります。自分の頭の中に引き出しを増やしておくとよりレベルアップできるはずです。

一般的な進学塾においては、ある問題に対してどのようなアプローチをするかが決められていることも多く、また同じ問題でも塾によって解法が違ったりすることも珍しくありません。そのため、通っている塾の解法とお子さんが理解しやすい解法が異なっている場合、何年練習しても、何十問解いても、なかなか正解できるようにならないという状況が生まれてしまうわけです。

私の解説においては算数的に正しいかどうかということよりも、とにかく「わかりやすさ」「解きやすさ」というものを重視しております。この問題はどこが間違えやすいのか、どこに気をつければ自力で解けるのかという部分を、時にはかなりしつこく、時には極限までシンプルに話していきます。

通っている塾で習って長い間自力で正解できない問題があった生徒が、私の解説を聞いて一発で完璧にマスターしてしまった例というのは、挙げていけばきりがないくらいです。塾の解法で正解できていても、私の解説を聞いてこちらの解法に乗り換えるというようなことも多々ありました。

それぞれの塾が解法の方向性を決めてしまうこと、それ自体は決して悪いことではありません。それぞれの塾には勉強の積み重ね方にある種の哲学があるはずです。4年生や5年生であれば、その塾の解法に慣れた方が塾におけるその後の勉強に役立つことも多いでしょう。

ただ、6年生に関しては、その子の感覚に合わない解法を使ってずっと解けないままでいるよりは、自分に合った違う解法を身につけてしまった方が圧倒的に力が伸びるのではないかと思います。


模試や本番への効果

私の過去の教え子もこのメニューを導入してからより志望順位の高い学校に合格する子が増えました。入試前の段階においても、塾の成績がアップするだけでなく安定するようにもなりました。

それは塾の模試でも前半部分をとりこぼさなくなったからでしょう。このメニューを通して様々な単元をまんべんなく練習することとなり、また様々な形の問題に出会うことで実力がアップしたのだと思います。

また過去問を解くという、いつもの問題演習よりは緊張感のある練習の中で出てきたミスやわからなかった問題への記憶というものが、より頭に残ったのかもしれません。塾の模試で同じようなミスを防げるようになったり、記憶していた問題の解法が生かされたのでしょう。

「本番であの問題出たよ!」などと受験後に報告してくれた子も何人かいました。この練習自体をよく覚えてくれていたことの表れです。


対象年齢・レベル・時期

中学受験の算数を習いたての人にはレベル1(基本レベル)でも難しいので、中学受験の勉強を基本だけでもひと通りこなしてからやるのが良いと思います。

中学受験の本番で出る問題がどんなものなのか、お試しでやってみる分には良いですが、この動画においては「基本中の基本」的な部分の解説は省略しているところもあります。基本中の基本を学びたい方もいらっしゃると思いますので、そういう方に向けた動画コンテンツも、今後作っていこうと考えています。

中学受験向けの塾で勉強してきた6年生は問題なく取り組めると思います。かなり算数が得意な5年生もできないことはありません。ただ、習っていない部分の解説がわかりにくい可能性はあります。

SAPIXの子は早い子だと小5の夏休み後半くらいから始めていました。この動画でいう「レベル1」 の問題ならそのくらいの時期でも十分対応できるでしょう。

逆に塾に通っておらず、小6から受験をスタートしたような子はこの練習を受験間際、1月に入ってから仕上げの一環としてやらせていました。

塾に通っている子も、受験間際までこの練習で最後まで調整を続けるのが通例となっています。ある生徒は試験前日の夜遅くまでこの練習を行い、素晴らしい仕上がりを見せてくれたこともあります。

試験前日の夜の指導だったのでその日の授業は私としては軽い調整くらいのメニューを考えていたのですが、その子はこの練習メニューが大好きだったので、どうしても最後にまたやりたいとのことで。

そのくらいの高いモチベーション、文句のない仕上がりだったので、受験本番でも非常に良い結果を出してくれました。


首都圏模試の偏差値で73以上あたりの学校を受験される方は、「本番の対策」としてはこの練習メニューは不十分です。そのレベルの学校ではこの動画で扱うような小問があまり出題されません。

ただ、応用力をつけるための基礎固めという意味では大いに役立つことと思います。

また塾のクラスを上げることにも役立つので、この練習で塾の成績を上げ、塾のクラスを上げ、よりハイレベルな授業を受けることでハイレベルな学校への合格にもつながっていくことでしょう。

実際、偏差値73以上の学校に受かった私の教え子で、算数の成績が停滞していた子も、この練習を始めてからどんどん成績が上昇し、塾のクラスが上がっていきました。

塾では難関校対策のため、難問の解説にかける時間がたくさんあるので、私の指導では難問の解説に力を入れるのではなく、基礎の部分に抜けが無いか、応用の幅が広がる思考力を有しているかどうかをチェックしていたわけです。それが功を奏したのだと思います。


腕試しリスト

この動画コンテンツの特徴の1つに、「腕試しリスト」という表があります。このリストには正答率のデータのもととなっている私の教え子達(この練習を行なったことのある19人)が後にどのようなレベルの学校に合格した生徒なのか、どのような塾に通っていた生徒なのかが記載されています。

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各生徒が合格した学校の偏差値は全て掲載しています。ここで掲載している偏差値は、今年4月の時点での首都圏模試における各学校の予想偏差値を使用しています。

そのあたりの細かいデータも動画とセットで提供しておりますので、ご自身のレベルに合わせて、私の教え子の中からライバルを見つけたりして競争を楽しみながら学び成長してほしいと思っています。

私の過去の教え子にも、それまでにこの練習をした生徒達の結果リストを与えていましたが、個人的なライバルを作ることでモチベーションを上げていた子も少なくありません。

個別指導、そして家庭学習においてはライバル不在という部分がモチベーション低下につながってしまうことも多いのですが、この練習はそういう部分もクリアできているという意味で価値の高いものとなっていると思います。


2度目3度目の練習

このメニューにおいては、動画を観て理解するだけでなく、その後にやるべき作業について決めごとがあります。

その作業をすることによって、できないことをできるようにする、できるけれども不確実もしくは時間がかかるようなことをより正確に、よりスピーディーにできるようにするという勉強の流れを作れるようになります。

そういう勉強を繰り返していると、私の他の記事の中でもよく出てくる勉強の「型」ができるようになります。


その作業というのは、1度この練習をして少し時間が経ってから、2度目3度目の練習をすることです。

2度目にやるのは初めて解いたときに間違えたもの、少し時間がかかったもの、まだちょっと自信がないものに限ります。

3度目は2度目の練習で同じような状況のものだけをやるといった具合に。


私の指導においては、練習をしたときに間違えた問題には蛍光ペンで印をつける、怪しかったものには蛍光ペンで、そして点線で丸印をつけるというようなことをしていました。

そしてクリアポケット状のファイルに入れていつでも目にすることができるようにしておきます。

2ヶ月くらい経ったら2度目の練習をしてみます。そこでまた間違えたなら蛍光ペンの印を赤ペンで丸をつける、怪しかったなら赤ペンの点線で丸をつけるなどして、3度目の練習に備えます。

そのまた2ヶ月後くらいに3度目をやってみます。そこで間違えたり、怪しかった問題は殿堂入り問題として、いよいよノートにまとめるという作業に移ります。

まとめるのは後で見ることが目的ですから、問題をきれいに書き写し、私の解説動画の式の流れも書き写します。そして自分なりに重要だと思うポイントや、後でノートを見る自分に対してのアドバイス、メッセージを書き込んでおくとより効果が上がります。

2ヶ月と述べましたが、受験が近い時期であれば、もっと間をつめてやると良いでしょう。


解く際の制限時間は特に設けなくても結構です。ただ、あまりにあっさりと諦めるのは良くないですが、あまりに時間をかけ過ぎるのも考えものです。

自分がこれまでに積み上げてきたもの、自分が持つ思考力を総動員したと思えるまでは考え続けてほしいですね。

たとえ正解していても、解説を聞いてもっと速く解けたなとか、もっとスムーズに進められたはずだと感じたら、上に挙げたような印を迷わず問題用紙につけておきましょう

そういう問題は2度目3度目の練習で素早くできればOKです。ここを「わかったから大丈夫」と誤魔化してしまうと、同じような問題に出会ってミスしたときに悔しい思いをします。

「できるはずの問題」を徹底的に理解し、練習を重ねて、「確実にできる問題」に変えていきましょう。「わかった」で満足せず、「確実に」「素早く」「できる」ようになることを心がけましょう

問題を解き、動画を観て、軽くノートにまとめた後、自分が持っている教材で苦戦した問題と似たような問題を探して解いてみるとさらに効果が上がるはずです。

そこまでやってトータルで2時間前後の勉強になるのではないかと思います。1問ずつでも練習しやすいよう、また解説を見直しやすいように、問題ごとに動画のファイルを分けておりますので、いっぺんにやる時間を確保しづらいようなら、塾の無い日に2、3問ずつやるなどして、自分に合ったペースで進めると良いのではないでしょうか。

私の教え子達はこの練習を週に1、2回やっておりましたので、皆様にも同じようなペースで練習していただけるよう、先にも述べた通り、随時動画は増やしていくつもりです。


この練習をしていた「ある生徒」のデータを見てみると、約250問程解いた問題のうち、1度目にミスした問題の数が86問ありました。それが2度目には17問、3度目には11問というように減っていました。凄まじい進歩ですよね。

その生徒は普段から授業以外では勉強をあまりしない子でしたが、そういう子でもこのくらいの進歩を見せていたのです。普段は勉強嫌いなものの、授業中は集中していたのも大きかったと思います。この動画で勉強する際は、しっかり集中して取り組んでほしいと思います。

受験生というのはどうしても模試の成績ばかりが気になり、成績が下がったりすると、自分が進歩していないように感じてしまうこともあるでしょう。

この練習をした生徒達は、同じ問題を時間をおいて解くことで自分の成長に気づくことができ、受験に対して前向きに取り組める効果につながったのだと思います。

ちなみにここで挙げた「ある生徒」というのは私が以前記事で紹介した生徒です。これからも様々な生徒の指導記録は記事にしていくつもりですので、このようなエピソードも含めて中学受験というものの奥深さを感じていただけると幸いです。受験生には、データだけではわからないそれぞれのドラマがあります。

その記事はこちら↓


初回動画(レベル2-1)に収録している問題例①

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よく見かけるような「場合の数」の問題ですね。「場合の数」の単元は中学や高校の数学でも学ぶため、中学受験の内容としては親御さんにとっても比較的馴染み深い単元です。

中学、高校の数学においては学生自身が成長していることもあり、じっくりと思考を巡らすことが可能なのですが、小学生の場合はそう簡単にはいきません。

算数という科目の中で計算というもののウエイトが大きいため、このような問題においてもスピード勝負を仕掛ける子が多いのです。そういう子は「速さこそ賢さ」と捉えていたりします。

そのため、場合の数の問題でも同じようなスピード感で解いてしまい、勘違いや探し漏らしが続いてしまう子が多いように思います。

この問題は過去に10人の教え子がチャレンジして正解できた子が1人もいなかったのですが、最終的にその中の4人は首都圏模試で偏差値70以上の学校に合格しています。その他の6人もほとんどの子が偏差値60以上の学校に合格しています。

この問題はそのくらいのレベルの子でもつまずく問題なのです。こういう問題でのミスを通して、新しい思考回路、すなわちじっくりと考える思考回路を習得できるように導くことが私の指導の真骨頂です。


初回動画(レベル2-1)に収録している問題例②

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この問題は正答率はそこまで極端に低いわけではないのですが、最短ルートかつ最も手堅い解法で解けた子が1人もいなかった問題です。動画の中でその解法も解説しておりますので、先に挙げた①の問題も含めて興味のある方やお子さんに解かせてみたい方はぜひこの動画での練習をご検討ください。



過去問類題講座のメリットまとめ

ここでもう一度、この動画を用いた練習で得られるメリットをまとめておきます。

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最後に

このような練習を通して前半部分のレベルの問題を手堅く正解できるようになると、後半の大問でも(1)の問題くらいは正解できるようにもなり、難問がほとんど正解できなくても7割くらいの点数を確保できるようになります。

塾の授業などではどうしても受験期が近くなってくると、難問の解説時間が長くなります。難問ですから1問解説するのにも時間がかかってしまうわけです。

それゆえ、入試問題前半部分のようなレベルの問題で取りこぼしていても、「わかってるから大丈夫」というような感じで放っておき、難しい問題の練習に取り組みすぎて、受験の結果につなげられないというケースはよくあることだと思います。

この動画での練習ができる方は、これまで算数の勉強にたくさんの時間を費やしてきたことでしょう。

皆さんが理解してきたこと、努力して正解できるようにしてきたことが本番での結果につなげられないのは本当に悔しいことですよね。

そうならないためには、理解できている問題、できるはずの問題を増やし、しつこく練習を続けて、本番で確実にそしてスピーディーに解けるようにする必要があります。

今、わからない問題はどれなのか、わかっているのに正解できていない問題はどれなのか、正解できているけど時間がかかる問題はどれなのか、時間が経ったら忘れてしまいそうな問題はどれなのか、そういう問題をこの動画の練習を通して見つけて、しっかりとそれを分類し、自分の出来を管理して、最終的には素早く正確に解けるようにして欲しいのです。

そのための練習メニューとしてこの動画は役に立つのではないかと思います。

この動画での勉強は普段やっている勉強とは違う分、記憶にも残りやすいと思いますので、ぜひこの動画を活かして、算数の実力をアップさせてください。

闇雲に問題を解いていくのではなく、理解度に応じて整理して、練習すべき問題を集中してつぶしていくような勉強法は中学に入ってからも役立ちます。しかもそれは数学だけでなく、他の科目の勉強にも活かせることでしょう。

また自分の力量を分析しながら力をつけていく、そのような姿勢は大人になってからも自身の成長につながっていくはずです。


大変長い説明になってしまいましたが、それだけこの練習は私にとっても大切なものであり、過去の教え子達にとっても最も意義深い練習メニューでした。

このメニューを編み出すきっかけとなったのが、以前記事にも書いた指導です。

このときの失敗を踏まえて、新たに作り出したのがこの講座の元となっている練習メニューです。

その練習メニューを公開するからには、やり方に誤解のないよう、そして効果的に活用していただきたいのです。

この動画を通して皆さんが今後さらなる成長を遂げてくれることを期待しています。そして受験での健闘を心から祈っています。




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