スピードが命!初めましての人とたった2日でイベントを成功させた方法

スピードこそが重要で、スピードこそが強烈なインパクトを残せる。

ーー僕の2020年はそんな感じでスタートした。年が開けてまもなく、初めましての人と出会ってたった2日でサウナイベントを開催した。

このイベントは九州を旅する「Sauna Caravan」と僕たちのゲストハウス「LAMP豊後大野」、「カフェパラム」、「ロッジきよかわ」の主催で開催した。イベントタイトルを『イチゴイチエ』と題して「Sauna Caravan」のもつモバイルサウナと僕らがもつテントサウナを持ち寄って、水風呂は直接川に飛び込んで、みんなでととのおう!と行ったイベントだ。


思い立ったが吉日。すぐに行動!

実は、「Sauna Caravan」と出会ったのは、イベントの2日前のサウナの中。「いつも来られるんですか?」と声かけてきてくれたのが「Sauna Carvan」のメンバーのひとり。「割とよく来ます」なんて話をしながら、その場所の外の駐車場に停まっていたモバイルサウナの持ち主じゃないかと疑心暗鬼ながら聞いた。

サウナの中でサウナーが仲良くなるのにそう時間はいらない。なぜ九州を回っているかを聞けば、1月3日から福岡でイベントをやって、9〜10日に宮崎でイベントをやるという。1月5日は、中日で大分は長湯温泉に宿泊しているのだとか。

そのサウナーはLAMP野尻湖にある「The Sauna」を知ってくれていて、僕たちも以前テントサウナのイベントをやったことがあったので、「ぜひ一緒に何かイベントをやれたらいいですね〜」なんていわば社交辞令のような言葉を交わしたら、先方から「1月6もしくは7日はどうですか」と返ってきた。

「明日か明後日かー」そう思いながら、なぜかイベントを開催しているイメージが脳裏にはっきりと浮かんだ。

「やりましょう!」

そう言って、イベントを開催することを決めた。


出会って2日後にイベントを開催する方法

ここからは、イベントを開催させるのに最低限何があればいいのか、それを記載していきます。僕があるサウナーと出会って2日後にイベントを開催した方法を皆さんに共有できればと思います。

イベントを開催させる方法1:コンセプトを決める

イベントを開催するにあたり、そのイベントで何を伝えたいか、コンセプトを決めることが重要。

今回のコンセプトは、モバイルサウナを含めたアウトドアサウナの良さを伝えること。

イベントを開催させる方法2:地域性を考慮した料金設定

イベントを開催するにあたり、料金をどうするか。「Sauna Caravan」は各地でモバイルサウナを体験させながら旅をしていた。その料金を照らし合わせて、イベントの料金を設定しなければならない。早速サウナ後にメンバーとどういう料金体系でやっているかをヒアリングした後、料金を設定した。

これには「Sauna Caravan」にすごく助けられた。地域性を見たリーズナブルな料金体系に協力していただけたおかげで良い料金体系でイベントを行えた。

イベントを開催させる方法3:場所の選定

先述のように僕らは以前テントサウナのイベントを開催した。その場所を借りることが出来れば、サウナのイベントは開催できる。

思い立ったイベントをすぐに連絡してみたところ、支配人がなんと6日不在。翌日も仕事で忙しいと。しかしながら、その施設の横のスペースが河川公園になっているので、借りる交渉をして場所が決定。駐車場もお借りすることができた。

もちろん、向かいのカフェにも連絡。イベントをやろうとお誘いしてイベントの形が整ってきた。

イベントを開催させる方法4:集客

イベントを開催する上で、重要なのが集客。お客さんが来なかったらイベントを開催する意味がない。とはいえ、Facebookでイベントを作って告知して集客する時間もない。というわけで、片っ端からFacebookで繋がり方々へイベントのお知らせを送った。

意外にもみんな興味を示してくれた。それが追い風にもなった。

イベントを開催させる方法5:当日の楽しみ方

当日の楽しみ方を考えなければならなかった。お客さんは何を求めて何を体験してもらったら一番楽しんでもらえるかを考えた。

幸いなことにそれぞれが当日の準備をしてくれて足りないものはほとんどないくらいまで準備ができた。

ちなみに、当日お客さんは平日で告知期間がたった2日にも関わらず15人以上の人たちが集まってくれた。

遠くは福岡から「feel Finland!」を主催するサウナー・Risaちゃんも平日にも関わらず参加してくれた。フットワークが軽すぎる。

イベントを開催させる方法6:番外編

一番苦労したのが、薪の調達。平日だから遅くまでサウナをやるとなると、薪の量が必要だった。各所当たったが、良質な薪が少ない。そこでお隣の産山村でペンションを経営する「Machitto Fika」店主に薪を頼んだら30kgの良質な薪を用意できると。しかも安い。そして現場まで運んできてくれるという。実はイベントを開催するにあたり一番の功績者が店主だと思う。この場を借りて感謝を伝えたいです。ありがとうございました。


イベントを通して得たこと

開催して得たことは、このスピード感でイベントを開催できた経験出会った仲間たちとの強烈な思い出です。加えて、イベントを開催する時にそれを実現させてくれる仲間がいつもそばにいてくれること

おそらくこのイベントで新たに出会った仲間とはまたきっとイベントを開催するだろうし、僕たちのやろうとすることが実現する時に、きっと来てくれる(笑)でしょう。

そのくらい今回の経験は一生忘れないと思います。

はからずも出会いは、サウナから。


さいごに

上記1〜6を出会ったその日、そして翌日に頭でイメージしてそれらを現実に整えることができれば、イベントを開催することは難しくはありません。

普段から「こんなことをやりたいよね」「こういうイベントがあったら楽しいよね」と仲間たちと夢ややりたいことを共有しておくことが一番重要かもしれません。

そのタイミングになった時に瞬時に動いてくれる仲間も。やれる!と思った時がやるタイミングだと思うので、そのチャンスがきた時にできるか、できないかで明暗が分かれてしまうのかもしれません。


謝辞

このイベントはみんなの協力があって、初めましての人とサウナで出会ってたった2日でイベントを開催することができました。みんなの繋がりと協力してくれた仲間たちに本当に感謝しかないです。むちゃぶりのような悪ノリで開催を決めたのにも関わらず嫌な顔せず、逆に面白がって協力してくれてありがとうございます。自分一人の力ではとてもできなかたように思います。感謝しかありません。これからももっと楽しいことを周りが真似できないようなスピードでやっていきましょうw


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?