【FX】XAUUSD/GOLD分析 2024.1.14
週足
今週（1/8週）は、CPIで上下に振りながら最終的には少し長めの下ヒゲをつけた陽線となりました。
大局的な目線に大きな変更はありませんが、後述する4時間足以下の分析・考察と、この陽線の出方を鑑みると、来週も陽線になる可能性を見ます。
あくまでも陽線と言っているだけであって、ヒゲや実体の長さ等の形状まではわかりません。
週足レベルでは、ここ1ヶ月程度では大きな動きがあるようには見えませんので、未だに概ね予想したシナリオどおりに動いているように見えます。水色か黄色のどちらの推進波になりそうかはわかりません（その価格に到達するまでわからないと思います。わかる方がいらっしゃったら、ぜひ推定方法を教えていただきたいです）。推進波のイメージで値動きが進んでいくかどうかは、2月中旬から下旬にかけて明らかになると考えています。
週足サイクルは14本目です。
1973付近を割る動きを見せておらず、来週も陽線が出る可能性を見ていることを鑑みると、2024.1.7分析・考察のとおり、20-22本くらいでボトムを組むイメージを持っています。繰り返しになりますが、3年程度続いたレンジを上抜けして2237、2353付近を目指すと考えています。
日足
1/12（金）は、実体が比較的大きい陽線になりました。上ヒゲが気になりますが、ここ一週間のロウソク足実体を包むくらい大きい陽線となっていますので、一旦は安値を切り上げたと考えます。
高値の切り上げを確認しているわけではないため、目線は、2024.1.7分析・考察と変わらず、フラットです。
週足は上目線なので黄色い矢印のシナリオを主に見ていますが、赤い矢印のシナリオに進む可能性はまだ残っています。もしかしたら、赤い矢印の行き着く先がもう少し短くなるかもしれません。
日足サイクルは20本目です。
まだ何も意識していません。
4時間足
目線
フラット
上目線よりのフラットです。
移動平均線（100EMA・200EMA）
ゴールデンクロス
100EMAの傾きが上向いてきたため、パーフェクトオーダーと考えます。
200EMAとの乖離はなし。2013付近をつけた際に乖離埋めしているため、ここから乖離を作り始めると考えます。
波形
赤マーカーの波形が完成し、1973付近からの上昇に対する調整が完了したと見ています。
青い波形を作りに行く途中（黄色い矢印のシナリオ）と考えます。
サイクル
7本目
何度も見直して申し訳ありませんが、前回のサイクルは115本で終了したと見ます。2024.1.7分析・考察では、今回のサイクルが40本くらいまでは、前回のサイクルの本数も意識するということを話していましたが、これ以上はカウントしません。
理由は、前回のサイクルがライトトランスレーションで終わる可能性を見ているからです。
詳細
CPIの下振りで4時間足の下方向の転換点を割りましたが、微妙に短い下ヒゲで返されていたため、この時点では転換と捉えて良いのか判断がつきませんでした。他の証券会社のチャートでは4時間足のロウソク足実体で割っていたりしていましたので、なおのこと・・・。現在は、その後の強い上昇を見て、下方向に転換していないと考えています。
波形の分析で示した通り、上方向に大きな波形を作る動きになると考えていますが、まだ4時間足が上方向に転換している訳はないため、一旦、4時間足ではレンジ状態になっていると考えます。
以上により、上目線よりのフラットで考えています。
1/12（金）の閉場前の値動きでは、4時間足の転換点（2064付近）に近づいたものの、そこまで到達せずに折れていることを鑑みると、このレンジの中で、アセンディングトライアングル等のチャートパターンを組んで上に抜けていくのではないかと想定します。
しあがって、2013付近からの上昇に対する押し目で入っているロングは、2064付近で利確し、再び押し目を作った際に入りなおす立ち回りが良いと考えます。
4時間足で考えるロングはありません（すでにタイミングは終わっています）
ショートも同様です（少し離れているので、まだ考えていません）
1時間足
目線
フラット
上目線よりのフラットです
移動平均線（100EMA・200EMA）
デッドクロス
パーフェクトオーダーではない
200EMAとの乖離なし（上抜けしてから、まだロールリバーサルしていないため、乖離を埋めにきている可能性あり）
波形
青いマーカーの上昇に対して調整の波形を作る動きの途中と想定
サイクル
特に見ていません。
詳細
今回は、100EMAや200EMAでヒゲで返されることなく、明確に転換しました。200EMAも上抜けしています。しかしながら、高値・安値の切り上げを確認しているわけではないため、上目線よりのフラットで見ています。4時間サイクルでボトムをつけた可能性が極めた高くなっていることも上目線よりの要因になっています。
一方で、波形と移動平均線の分析・考察のとおり、100EMAか200EMAにロールリバーサルするような押し目があってもおかしくないと考えています。この動きは、白いトレンドラインの上抜けに対するロールリバーサルにもなるため、このような値動きをする可能性を見ます。
その後の値動きは、黄色い矢印のシナリオのように、右肩上がりの逆三尊やダブルボトムを作り、上に抜けていくメインシナリオとして考えています。
したがって、2045付近の5分足200EMA（2045付近）での反発・上昇からロングに入っている場合は、2053-2054付近で全利確、もしくは、部分利確+建値SLにします。
このタイミングでショートに入るのもありですが、大局的には上目線であることと、4時間足・1時間足でも上目線よりであることを鑑みると、値動き次第にしたいと考えます。
もしシナリオ通りに進むのであれば、2038-2040付近のロールリバーサルで全利確して、ロングに切り替える立ち回りが良いと考えます。
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