卒業制作

高校卒業後、
デザイン系の専門学校に進学した。


将来はデザイン系の世界に進むつもりでいたが、
卒業の時期が迫っても卒業制作が大幅に遅れており就職どころか卒業すら危うい状況だった。


そんなときに、
サラリーマンを辞めて里帰りしていた小中学時代の同級生が卒業制作を毎日手伝ってくれた。

そのおかげで、なんとか卒業できた。



しかし、
卒業制作に多くの時間を割いていたため
就職活動をしておらず進路が決まらないまま卒業する形になってしまった。



そこで、
卒業制作を手伝ってくれた同級生が

「一緒にお笑いをやらないか」

と声をかけてきた。



あれだけ一生懸命に手伝ってくれたのだから、この誘いに乗ってみようと思い、

2人で上京した。



吉本興業東京本社のオーディションを受け合格。

大阪出身であるが東京でデビューすることになった。


当初の仕事はバラエティ番組の前説。


アルバイトをしながら生計を立ていたが、
会社に借金をするほど生活は苦しかった。


しかし、
コツコツと下積みを重ね、
前説を務めていた番組ではレギュラーに昇格。


少しずつ露出が増え、
他の番組にもレギュラー出演できるようになっていった。


冠番組を抱えるようになり、
俳優としても活動するようになった。



現在は朝の情報番組の日替わりMCも務めている。

　
　
　
彼の名前は、

　
　
　
　
　
田中直樹（ココリコ）

以上、「卒業制作」でした。

※この記事は彼の半生の極一部を抜粋して書いたものです。

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