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ソロキャンパーYouTuber

彼が小学生の頃、
世の中は漫才ブームだった。
 
両親に頼み込んで、
なんばグランド花月で初めて生のお笑いライブを観劇した。
 
その中でも特に面白いと思ったのは、
当時はまだ全国区になる前のダウンタウンだった。
ライブが終わり劇場を出ると、
たくさんの女性ファンがダウンタウンの出待ちをしていた。
 
それを見て、
「お笑いで頑張ればこんなにモテるのか」
と衝撃を受けた。
 
これがお笑い芸人を目指すきっかけになった。
 
 
そして芸能界に入り、
ピンで活動するようになってから、
一度は大ブレイクを果たした。
最高月収は4000万だった。
 
しかし、極度のあがり症でテレビの収録中に意識が朦朧とするときもあった彼は精神的に限界を感じ、ブレイクから約5年後、事務所に「もうテレビには出ません」と申し出た。
 
 
その後は仕事が一気に減り、
自殺を考えるほどまでになっていた。
 
精神科を受診するとパニック障害と診断され、
医師からは「趣味を見つけなさい」と言われた。
 
そんなときに、
事務所のマネージャーが「ライブをやりましょう」と熱心に誘ってくれた。
 
以前から世話になっていた放送作家が主催するライブに出演。
この会場に来ていた出版社の熱意に押され、ネタ本を出版することになった。
 
 
このネタ本の影響もあり、
再びテレビ番組からオファーが届くようになり、大手飲料メーカーのテレビCMにも起用された。
  
また、キャンプという趣味にも出会い、
現在ではソロキャンパーYouTuberとしても人気を得ている。

 
 
 
 
彼の名前は、

 
 
 
 
ヒロシ

以上、「ソロキャンパーYouTuber」でした。

※この記事は彼の半生の極一部を抜粋して書いたものです。

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