やすちゃん日記37|気づいてないのか?

こんにちわ。
盛岡在住ブロガーのけんくんです。

このノートは「やすちゃん日記」と題してまして、私の父「やすちゃん」のクセ強エピソードを書き綴り、日頃のストレス発散するための場所です。

暇つぶしにご覧ください。(人生に1mmも役に立ちません)

お久しぶりぶり。

不定期連載中のノンフィクションドキュメント「やすちゃん日記」の待望の新作リリースです。(え?誰も待ってないって!?)

待ってるのは、私の妻のみ…。

みんな、読んでくれーい!スキをくれぇーい!うぇーい!

ゴホン…。

あまりにも久々の執筆につき、テンションが行方不明でした。取り乱しました。

「食卓は戦場のようかい?」 by やすちゃん

やすちゃん日記新作エピソードは、やはり食事ネタ。

はじめに、当noteを初めて見る方向けに、我が家の家族構成を説明します。

・父(やすちゃん)
・私(けんくん)
・私の妻(まいちゃん)

まいちゃんの仕事が休みの時だけ、家族3人で食卓を囲んでいます。

この日記は3人の食事風景がテーマです。

ちょっと昔ばなし。

我が一族は「早食い」

これは、間違いなく両親の影響。
亡き母は料理を大皿に盛るスタイル。
父やすちゃんは無類の早食い、そして食いしん坊。

私が幼き頃の食卓は、早いもの勝ちルール。
おかずを早く食べないと、食事が無くなってしまう環境でした。

TVドラマでは、大人は自分の食事を遠慮してでも、子供に与えるものです。
しかし、我が家に限っては逆!子供を押しのけて我先に食べる父なのでした。(←どうかしてるぜ!)

そんな環境で生きてきたせいもあり、私や弟には「早食い&大食いのクセ」が身につきました。(←大食いは噛まずに食べる影響で)

ちなみに、この「早食い&大食い」を会社の先輩は、一族の呪縛といいます。(笑)

みなさんに一言いいたい。

「食事はよく噛んで食べよう!」

それでは本題へ。

ある日、3人で食事した際に、まいちゃんが一言。

まいちゃん「食卓が戦場のようだね・・・」

妻よ…。我が一族の呪いに気づいたのか…?(遠い目)

こらは育ちの問題…。なんかすごく恥ずかしい気持ち

私は思いました。

私「妻よ!この早食い能力は我が家の生存競争に必要な力なんだよー。目の前の野獣を見れば分かるだろ!70歳になっても衰え知らず…化け物め。」

私はそんなことを考えて、同様を隠しきれません。
妻へ返す言葉を探していたら、やすちゃんは、ニヤニヤ笑って頷いています。

やすちゃん「そぉー(ニヤケ顏)」

なんか腹立つ。
長嶋茂雄のモノマネ芸人のプリティー長嶋的な相槌です。

妻とはいえ、異なる環境で育った視点からすれば、我が家の食卓は違和感しかないのでしょう。

それにしてもなぜかニヤける父やすちゃん。恥ずかしくないのか?

この時の私は、やすちゃんの笑みの本当の理由を分かっていませんでした。

数日後

再び3人で食事した日のことです。その日のメニューはキムチ鍋。冬のお鍋はご飯がすすみます。

いつもの私なら、鍋をおかずにご飯を軽く2杯は食べる所ですが、先日の妻の発言もあり、ゆっくりとよく噛んで食べていました。

一方のやすちゃんは、かまわず鍋をハイペースで食べます。久々の3人での食事のせいか、かかり気味です。なぜかハイテンション。声がデカい。

さっきまで熱々に沸騰していたスープを一気に飲み込んだものだから、顔を赤鬼のように真っ赤に染め・・・

やすちゃん「ふぉぉぉーーー熱い!(口を手でおさえハフハフ)」

騒々しい…。
下手な素人が真似するダチョウ倶楽部のリアクション芸を見せられてるようです。

我が家の鍋を取り分ける器のサイズは大きめ。うどんやそばを食べるどんぶりサイズをご想像ください。(1杯でかなりのボリューム)

私はゆっくり食べてるので、1杯で腹八分気味。これは2杯目行くと〆のうどんに響きます…。(お腹いっぱいで食べれないかも)

一方のやすちゃんは早々に1杯目を食べ終わり、自ら2杯目をよそって食べ始めました。(早い!早すぎる!!)

私「もう〆のうどん入れちゃお!お腹いっぱいになっちゃうよ!」

うどんを投入後、鍋に蓋をしてしばらく煮込みます。待ってる間、テレビのバラエティ番組を見ていると…

横から激しい吐息が…!

「ズルズルー!フゥーフゥー!!(*´Д`)ハァハァ」

やすちゃん…もの凄い勢いで2杯目を食べています。これまでで最速。

私「え?ここはわんこそば大会の決勝戦?」

何かに追われるかのように鬼気迫る勢いで食べるやすちゃん。めっちゃ早い。(誰もあなたの鍋を横取りしないのに・・・)

私「もしや…うどんに向けて器を空にしようとしてるのか・・・?」

鍋が沸騰し、うどんの準備が整った頃、やすちゃんの器も空になっていました。

まいちゃん「うどん取り分けますね~。」

当然、やすちゃんも私と同じタイミングでお椀を差し出し、うどんを食べたのでした。

一応、補足ですが…鍋以外にご飯1杯、その他おかずも何種類かありました。それをふまえて想像してください。

ひととおり食べ終わった後、やすちゃんはまいちゃんに向かって、突然言い放ちます。

やすちゃん「今日の食卓は戦場のようかい?(ニヤニヤ)」

私も妻も目がテン。意図が分かりません。

ある意味戦場感を出してたのは、やすちゃん一人です。2杯目を食べる勢いはホントにすごかった。

当然、妻も返答に迷いつつ…

まいちゃん「今日は平和でした。大丈夫ですよ。」

やすちゃんの顏を見ると、まるで自分は関係ない立ち位置の雰囲気で頷いています。

私「うん?これ、私の早食いをいじってる?」

まいちゃんの「食卓は戦場のよう」発言は、私とやすちゃんの話。

私「気付いてないのか?嘘だろ?」

私は早食いだけど、普段そこまで多くは食べません。おいしいものだけガッツきます。

しかし、やすちゃんは違います。皿の料理が無くなるまで食べつくします。翌日に残すという考えがありません。

私がエサにガッつくライオンなら、彼はバッタの大群。彼が通り過ぎた後には草1つ残りません…。

その後も何回か、食卓は戦場発言をするやすちゃん。よほど気に入ったのか、何度も使ってきます。

みなさんどう思います?

これはフリ?突っ込んでほしいの?
ほんとに謎。でもあの表情はどうみても、自分は普通で、私を早食いでいじってるように見えるんだけど…。

彼はホントに気付いてないんだろうか?

食事を食べて息を荒くする人なんて、そうそうこの世の中にいないよね。孫悟空かルフィくらいじゃないか?(笑)

よかったらまた見てください。

つづく・・・。

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