やすちゃん日記２９｜ソファーの上の食欲

こんにちわ。
盛岡在住ブロガーのけんくんです。

このノートは「やすちゃん日記」と題してまして、私の父「やすちゃん」のクセ強エピソードを書き綴り、日頃のストレス発散するための場所です。

暇つぶしにご覧ください。（人生に1mmも役に立ちません）

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リビングにソファーを置く

我が家は昔ながらの古い家。
リビングの真ん中には大きな木製テーブルが１つ置いてあります。

食事はテーブルのまわりに座って食べる古き良き時代のスタイルです。
ちびまる子ちゃんスタイルと想像ください。

今時の家庭ならテーブルとイスに座っての食事が多いのでしょうが、我が家ではずっとこのスタイルです。

個人的にイスに座っての食事が落ち着きません。
家の外で食べてるような感覚でリラックスできません。自宅で食べるなら床に座る派の私です。

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先日の話

リビングのテーブルの脇に突如ソファーが出現。

このソファーは私の弟が以前使っていたものです。
長らく別の部屋に置いてありましたが、やすちゃんがリビングまで移動したようです。

ソファーに腰かけて足を組んでテレビを見るやすちゃん。
謎の威圧感があります。

（私の心の声）「やすよ！短いを足を組んでカッコつけてるのか？」
（私の心の声）「舘ひろしを意識してんのか？」

そんなことを思っていたら、私の妻まいちゃんが声をかけます。

（まいちゃん）「お父さん、ソファーもってきたんですか？」
（やすちゃん）「そうだよ。床に座ってると腰が痛くてね…（汗）」

やすちゃん70歳。
膝、腰に痛みを抱える年齢です。

そういえば母が存命の時代に何度かテーブルとイス方式の食事スタイルに変えようという話がありましたが、結局実現しませんでした。

この日以降、ソファーがやすちゃんの定位置になりました。
（たまに、まいちゃんが寝転がってます。笑）

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昨日の夕食にて

この日は家族別々での夕食です。
やすちゃんは午後7時過ぎに食べ、私と妻は午後10時過ぎの遅い夕食です。

メニューは豚の生姜焼き。
生姜たっぷり！我ながら最高の出来です。（いい香りが食欲そそるー）

リビングで二人で食事をとっていたら、何やらキッチンからゴソゴソと音がします・・・。

（私の心の声）「やつがくる！！！（お願いだ来ないでくれ～）」
※さっきまで彼は自室で寝ていたはずだが・・・

間もなくしてリビングにやすちゃん登場！
なぜか缶ビールを持参・・・（汗）

（私の心の声）「絶望」

やすちゃんはリビングをウロウロして、その後ソファーに座ります。
テーブルのすぐ左側のソファー上から食事中の私達を眺めています。

（私の心の声）「圧力」

視線を感じるとはこのこと。上空から獲物を狙うタカの目？
私はやすちゃんの方を見ていませんが、その視線（気？）を確かに感じます。圧倒的な殺気（さっき）ならぬ、食気（しょっき）です。

「念能力」を感じます。

しかし！

今日はたまたま大皿料理が１つもありません。
おかずの生姜焼きを各自の皿に盛りつける形式をとっていました。
これではさすがに手の出しようがありません。

（私の心の声）「圧力倍増」

より一層の圧力を感じます。さっきまで美味しかったはずの生姜焼き・・・。
まったく味がしません。

やすちゃんはソファーの上でモゾモゾ・・・
落ち着きがありません。

突然席を立ちどこかに行くやすちゃん！？（キッチン方面へ）

戻ってきたやすちゃんの手にはガーリックトーストが。
スーパーのベーカリーコーナーで買ってきたものです。これをビールと一緒に食べ始めます。

（私の心の声）「斬新」

パンとビールのマリアージュ。
この出会い・・・うちのやすじゃなければ実現しません。お酒のつまみにパンは珍しいです。

（私の心の声）「生姜焼きの香りにつられたか・・・」
（私の心の声）「残念ながらやすちゃんの分はない」

ひとしきりビールとパンをを食べた後、満足したやすちゃんは自室に戻っていきました。

（私の心の声）「明日はみんなで食事する日なので存分に食べてくれ。」

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余談

今日の夜にやってた木村拓哉主演ドラマの「グランメゾン東京」

ドラマのシーンでキムタクが食材の話をしていて、そこに「菊芋」が登場です。私は思わず声をあげてしまいました。

（私）「菊芋キター！」

以前のノートでも書きましたが、やすちゃんは「菊芋」マニアです。
マイナーイメージの芋でしたが、近年、健康に良い食品としてメジャーになりつつあります。

これは菊芋じじいの出番も近い！（←ウザくなるやつ）

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よかったらまた見てください。

つづく・・・。