やすちゃん日記31|スズメバチ武勇伝
こんにちわ。
盛岡在住ブロガーのけんくんです。
このノートは「やすちゃん日記」と題してまして、私の父「やすちゃん」のクセ強エピソードを書き綴り、日頃のストレス発散するための場所です。
暇つぶしにご覧ください。(人生に1mmも役に立ちません)
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今宵もヤツがやってきた
ここ最近、私と妻まいちゃんの夕食タイムは平和。
夕食タイミングは夜10時過ぎと遅く、父やすちゃんは自室にこもって作業しています。おかげで夫婦の楽しい時間を過ごすことができます。
(私)「やすちゃんがいないと平和だわ~。(遠い目)」
(私)「控えめに言って最高だね!」
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昨日の夕食
まいちゃんは仕事のトラブル(お客様のクレーム対応)で夜11時近くの帰宅。とても疲れており、体に蕁麻疹(じんましん)が出るほどの状態…。
ストレスが原因らしく心配です。
私は食事で元気づけるため夕食の準備を行います。
<メニュー>
・チーズリゾット
・黒豚の焼売
・ツナとキャベツのおつまみ(無限に食えるやつ)
冷凍ご飯の在庫を始末するためにリゾットを作ってみました。
野菜たっぷり。味付けに白ワインを使い、本格的に作ってみました。
我ながらおいしいです。
(私&まいちゃん)「いただきます!」
いつもどおりの楽しい夕食のスタートです。
*
約2分後…
キッチンからガサガサ、ゴソゴソする音が…。冷蔵庫を開け閉めする音…。
そして・・・奴がきた!
手にはショットグラスを持って登場です。
(私の心の声)「絶望(白目)」
夜11時過ぎに居座る気満々です。
まいちゃんが挨拶すると、嬉しそうに食事中のテーブル前に座ります。
(私の心の声)「ちっ!今日はソファーに座らんのか。」
ちょうど私の真正面に座るやすちゃん。彼のマイショットグラスに芋焼酎を注ぎ飲み始めます。
そして悪夢のジャイアンリサイタル・・・やすトークのはじまりです。
(やすちゃん)「それはパスタなのかい?」
(まいちゃん)「リゾットです。とっても美味しいです。」
毎度恒例。食事じろじろ見て、一品づついじってきます。
食べたいのか分かりませんが、リゾットは一皿づつの盛り付けのため、とくに分けることもできません。
私たちはそのまま食事を続けます。(笑)
※念のために補足ですが、やすちゃんは食事済です。
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テレビではバカリズム出演の「家事ヤロウ」が放送されています。料理テクを紹介する好きな番組です。(わりと真剣に見たい番組)
やすちゃんはテレビの1シーンごとにその後継をそのまま話す1人ナレーターモードに入ります。
やすちゃん「これは〇〇か?へぇーほぉー(永久ループ)」
(私の心の声)「う・・・うるせぇ・・・内容頭に入らず」
年寄りはなぜか声がデカい。
やすちゃんが話してる内容が耳に入ってきて、テレビの声が頭に入りません。
*
ひととおり食事が終わると、やすちゃんはソファーに移動します。
(目の前の食べ物が無くなると居なくなる法則)
やっと離れた位置に行き、ホッとする私。
これで静かな時間が取り戻せそう・・・そう思ったのもつかの間。
まいちゃんが突然腕を見せて言いました。
まいちゃん「蕁麻疹(じんましん)がほらでてきたよー。」
私「・・・こ、これは大変だ。大丈夫?」
その瞬間です。
(やすちゃん)「なに!?どうしたーーー!!!」
食い気味のリアクションで再びテーブルに登場です。
じじいの瞬発力!あなどれず!
(私)「白目(またかよ)」
まいちゃんは蕁麻疹(じんましん)になった経緯を語り始めます。
やすちゃんは親身になって聞いてる・・・聞いてると思いきや!
(やすちゃん)「そういえば昔スズメバチの大群に刺されたことあるよ!」
謎の武勇伝ぶちこみ。
(やすちゃん)「草刈りしてたら巣が隠れてて・・・」
(やすちゃん)「とにかく痛かった。(病院ですぐ手当て)」
(やすちゃん)「翌朝、早朝にスズメバチが活動してない時間帯に巣ごと駆除してやった!」
火がついたやすちゃんの話はとまりません。
それにしても、スズメバチ何匹にも刺されて生きてる渋とさ。
そして、やられたらやり返す!スズメバチの巣を早朝に急襲する執念。
(私の心の声)「ランボーか!お前は!」
いつの間にか、まいちゃんの蕁麻疹(じんましん)の話から、やすちゃんの自慢トークになり・・・私は意識遠くなっていきました。
そして・・・リビングをひとり、後にしました。
年をとると自分の話ばかりしたくなるものです。
人は人に話を聞いてもらいたい生き物だけど、自分の話ばかりするのはNGですよね。
そういう大人にならないように気をつけます。
*
よかったらまた見てください。
つづく・・・。
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