やすちゃん日記38|よせてくるねー。
こんにちわ。
盛岡在住ブロガーのけんくんです。
このノートは「やすちゃん日記」と題してまして、私の父「やすちゃん」のクセ強エピソードを書き綴り、日頃のストレス発散するための場所です。
暇つぶしにご覧ください。(人生に1mmも役に立ちません)
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我が家の食事事情はちょっと特殊。
私の妻まいちゃんはアパレルショップの店長のため、仕事帰りが22時過ぎ。
私はシステムエンジニアで定時帰り。
私の父やすちゃんは70歳で仕事を引退。なんかブラブラしてる。
それぞれ生活時間がバラバラ。
食事時間も当然バラバラ。だいたい2パターンに分けれます。
①父一人で先に食べ、私と妻は遅くに二人で食べる。
②妻が休みの時は三人で食べる。
今日はパターン①、私と妻の夕食の風景について語ってみたいと思う。
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妻が仕事の日は、私が料理をして帰りを待つのが日課。
もはや主婦だ。(笑)
もともと料理が好きかと聞かれれば、特に興味はなかった。でも、やってみると意外に楽しいものだ。なんか無心になれる。
我が一族は、父やすちゃんのDNAの影響か?食べることが大好き。(これは職場の先輩から呪いと言われる…)
「どうせ食べるなら少しでも美味しいものを!」
これが私の精神!お米の炊き方、味噌汁の油揚げの下処理…。料理本の手順でつくるとめっちゃおいしい!
私の場合は、おいしいもの食べたい精神が料理愛につながっています。あとは妻への愛情もね。(照)
そんな精神で料理道に励んでいたら、いつの間にか料理の腕もそれなりに上達しちゃう。
最近の得意料理は・・・
1位:ポテサラ
2位:肉じゃが
3位:切り干し大根、ひじきの煮物
そのへんの新妻には負けない自信あり!
最近、自分を「ミスター味っ子」と呼んでいます。(←このアニメ知ってる?)
フルタイムで仕事して、料理、洗濯、掃除…。世の旦那さんに言いたい!
「家事は大変よ!(←なぜか口調がおねえに)」
でも、できないことはない。ちょっと上達すると、ちょっと嬉しいしものだ。
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ある日の夕食。
得意料理ランキング1位の「ポテサラ」を作りました。
じゃがいもをしっかり煮込んでマッシュ。ちょっとお酢を加え、新玉ねぎ、きゅうり、にんじん、ゆで卵をマヨネーズと絡める。
口あたりがなめらかな一品。(←どう?うまそうじゃない?)
自分でいうのもなんだが…超うまい!最高!
本日の夕食のおかずの一品として妻に出しました。
妻「なにこれ?おいしぃ!!」
私「(ふふふ…今日もパーフェクト!)」
心の中でガッツポーズ。
世の女性のみなさん、彼氏、旦那を褒めると、いいことがあるかもしれません。褒められて伸びるタイプの男性には効果抜群!
おいしい夕食を食べると、一日が締まります。
私「永遠にこの夕食よ終わらないでくれ!!!」
最後の一口が名残おしい毎日です。(笑)
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妻と私の楽しいひと時。
そこにヤツがやってきます…。(主役登場!!!!)
デデンデンデデン~🎵(ターミネーター2のテーマ)
※ゴジラのテーマの方がふさわしいかな?
予兆…
私たちが食事中の部屋の隣(キッチン)から聞こえるガサゴサ音…。
私「(くっ、くるのか?来ないでくれ、頼む!!!)」
そして悪夢は現実に…
ガラガラガラ~⚡(リビングの扉を開ける音)
とぼけ顔の父やすちゃん登場!(←顏が絶妙に腹立つやつね)
入室早々、何を話すわけでもなく、キョロキョロしながら部屋を歩きまわる。なんか独り言をぶつぶつ言っとる。
私「(なんだ?用が無いなら部屋に戻ってくれーい。涙)」
以前、私が金縛りにあった時、必死で解けろと祈った時があります。その時に匹敵するくらい心の中で祈りました。
そして、父はソファーに腰かける…
居座る気まんまんです。何しにきたのか目的分からず。
私「絶望。(真っ白だぜ…もう…)」
私たちが食事するテーブルそばのソファーに腰かけ、お酒をグラスにそそいで飲みはじめました。
私は父とは逆方向にあるテレビを見て、視線を合わさないようにします。
背中から感じる強烈な視線。
これ、振り返ったら絶対に石になるやつ…。もしくは異世界に引きづりこまれるやつ。
私「(料理の味がしねぇ…。)」
私と妻が食事する中、一言も話さない父。私が横目で見るとテレビを見ながらお酒を飲んでいる。そして豆菓子を食べている。
私「(やすよ!君はバラエティー番組否定派だろ?なぜここに?)」
父はバラエティ番組が嫌いだ。私が子供の頃は「バラエティーはクダらない」とよく否定していたものだ。
しかしどうだろう。今日の父はテレビを凝視し、まったく動く気配なし!奈良の大仏状態だ。いや横になってるからタイの大仏状態だ。
そんな地獄のような時間が続くも、私たちが夕食を食べ終わると、やすちゃんはそそくさと部屋を出ていった…。テレビの番組はまだ続いていたのに。
私「今の何だったの?」
妻「会話に入りたかったんじゃない?」
妻「でも入れる内容が無いから去っていったのかもよ。」
私「え?単に今日の料理を見に来たんじゃないの?」
父やすちゃんは昔から飯時に現れるキャラ。
母が存命の時代、普段は家におらず、フラフラしてるのに、夕食時はきっちり家に帰ってくる。ホントに見てるかのと思うほど、食べ始める寸前に帰宅する。
我が家では、「食事をとる=父の気配」なのだ。
こんな妖怪がどこかにいそう。(鬼太郎さんたすけて!)
今日の夕食中にも気配を感じた。
背中に感じる父の気配。やたら落ち着きなくモゾモゾ態勢を変える。そして、やたら深いタメ息をつく。
すぐ横でご飯を食べてる身からすると、「うるせーよ!」と文句の一つも言いたいところである。
私の幸せタイムが…この日はモヤモヤ。(汗)
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翌日。
本日も私が夕食当番のため、料理を作りにキッチンへ。いつものように冷蔵庫の野菜室をあけると・・・謎の巨大な物体を発見。
私「なんだこれ?」
野菜室の奥から発掘されたのは・・・
「ポテトマカロニサラダ(超ビッグサイズ)」
父よ…、これ一人で食べようとしてらっしゃるの???いくら大食いとはいえ、この量…。
私「ビュッフェで出す量!」
昨日の僕のポテサラに影響を受ける父なのでした。そういえば、以前肉うどんを作った翌日に、冷蔵庫に鍋焼きうどんが3つ入ってたこともあったな…。(全部ひとりで食べてたけど)
私「父よ!俺によせるね~。(笑)🤣」
昨日は絶対食べたかったはず。これからもおいしい料理を作って目の前で食べてやりたいと思います。(笑)
*
よかったらまた見てください。
つづく・・・。
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