【思い通りに身体を動かす】
こんにちは!
辛いのが苦手なのに間違えて辛いものを頼んでしまった柔道整復師の小森崚司です。
今日は、自分の頭で思い描いたとおりに身体を動かすことの重要性について投稿していきます。
●結論
ほとんどの人が、頭で思い描いたとおりに身体を動かせていないことに気付いていないのが現実です。
この”頭で描いた理想の動き”と”実際の動作”には多少なりとも誤差があり、この誤差が大きければ大きいほど転んで怪我をしてしまったり、腰を痛めてしまったりと様々なリスクを引き起こします。
この”誤差”を埋めるためには、パーソナルトレーニングで関節や筋肉の正しい使い方を学ぶことをお勧めします。
詳細は下記をご参照ください。
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■生まれ育った環境に影響を受ける
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僕たちの身体は、運動する際、以下の3つに大きく影響を受けます。
①運動歴(今までどんな運動をしてきたか)
②最近3ヶ月でどんな行動をしているか
③既往歴(今まで身体に起きた全ての事柄)※骨折、捻挫、手術、事故、脱臼、病気等
子供の頃に右足首の骨折をしていれば、右足の使い方が左足と比べると使いにくくなって、使い方に差が出てしまい、まっすぐ足を上げているつもりでも上げられていなかったり
昔、部活としてテニスをしていた人は、利き腕である右腕の筋力が強く、右の肩が前に出やすかったり
左足ばかりに体重をかけている人は、左の股関節周りの筋肉の緊張が強いなど
僕たちの身体は、今まで過ごしてきた環境に適応しようと、その都度筋肉のつき方や骨の形状、身体の使い方まで変化してきました。
そのため、ご自身の身体を見ていく時に、ご自身の過ごしてきた環境や背景を見ていくことで、身体のクセを知る必要があります。
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■毎日どのように身体を動かしているか
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次に、普段身体をどのように動かしているかで、自分の身体の能力が変わるということを確認していきます。
人間の身体は、動作を繰り返せば繰り返すほど、その動きは洗練されていきます。
例えば、針の穴に糸が通せるように、早く走る練習で走るのが早くなるように、パソコンで文章を打っているとタイピングが早く正確になるように。
これとは逆に、普段何気なく取っている行動(クセ)も大きく影響します。
これらも例えると
毎日がに股で歩けば、外側の筋肉の緊張が強くなり
毎日猫背で過ごせば、背中の筋肉が弱くなり
毎日座っていれば、股関節周りの筋肉の緊張が強くなります。
このように、人間の身体の機能をバランス良く使うことができないと、
がに股で歩いている人は、足をまっすぐ出しているつもりなのに、実際に足を見たらがに股になっていた。
猫背で過ごしている人は、猫背を直そうとしているのに、鏡を見ると背中がまだ丸まっていた。などのように、自分が思い描いている動作と、実際に目で確認した動作のギャップがあると、転んでしまったり、腰を痛めてしまったり、トレーニングをしても思うように結果が出なかったりと、様々な影響を及ぼします。
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■思い通りに身体を動かす能力
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この「思い通りに身体を動かす能力」のことを、トレーニング業界では「モーターコントロール」と呼んでおりますが、
僕らが頭で思い描いたとおりに運動ができていれば、トレーニングでちゃんと結果も出ますし、運動能力は確実に上がります。
最近はYoutubeでいろんな動画が見れるので、自己流でトレーニングされる方も増えてきておりますが、なかなか結果の出ていない方は、以下の内容を確認する必要があります。
・目的の筋肉にちゃんと効いているのか
・トレーニングの姿勢は間違っていないのか
・本当に自分に合ったトレーニング方法なのか
僕も含めて、トレーニングをする際は、プロに見てもらうことで、自分の気づかないようなクセを発見することができ、自己流でトレーニングするよりも3倍以上効果は上がると言っていいと思います。
少しでも迷われている方は、パーソナルトレーニングを体験して、ご自身の身体のクセを知っていただければと思います。
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