真似したい!健康優良法人のユニークな取り組み【株式会社大和証券グループ本社】
健康経営エキスパートアドバイザーの五十嵐めぐみです。
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この記事は「真似したい!健康優良法人のユニークな取り組み」についてのマガジンになります。
今回で2社目。
本日はこちらです。
62 株式会社大和証券グループ本社
大和証券の健康経営、すごいですね。
やるならここまでやりたい!というのが個人的な感想です。
ただ、その前に、表があれば裏もある
ということで、大手企業の内情に詳しい夫に聞いてみると
「証券会社でホワイトな企業ないでしょ?!」
という評価が…😅
しかし、夫の会社は健康経営に取り組んでおらず、健康経営で何を見られるかはわからないと思うので、ひとまず口コミサイトを調べてみました。(勤務している知り合いがいれば直接聞いてみたいですがいないので)
調べてみると…夫の意に反して、健康経営でやるべきことはやってるように見受けられます。
従業員の健康に関して、きちんと取り組んでいらっしゃる様子。
じゃないと、後で記載している【健康経営銘柄】には選ばれないと思いますが、実際見てないのでわからない💦
では、株式会社大和証券グループ本社の健康経営の取り組みを見ていきます。
まずは、経済産業省【健康経営優良法人2021(大規模法人部門(ホワイト500))認定法人 適合状況で、興味深いと思った「アピールしたい取組」からです。
アピールしたい取組
私が興味深いと思った1番のポイントは「オンライン診療」を会社で始めたこと。
こんな会社あるんだ汗。。
近年オンライン診療について整備されてきましたが、大和証券では2019年から特定保健指導や医師によるオンライン健康相談が行われていたようです。
オンライン診療について 厚生労働省サイト
ということで、健康経営はどんな取り組みをしているか?と早速、大和証券のサイト内、健康経営ページを探索したら…
↓
オンライン診療は元より、そもそもこの健康経営に関するページがとても分かりやすいことに驚きました。
①目標が端的で明確
②具体的な計画立案
③一眼見てわかる結果
④結果を元に作成された具体的な改善策
グラフやデータまでアップされており、一目瞭然。
2014年から、7年連続健康経営銘柄に選定される企業はこういう取組みをしてるのだなあと納得です。
健康経営銘柄は33業種につき原則1社のみ選ばれ、投資家に紹介されます。
凄い取り組みですが、私もやるならここまでやりたいタイプです。
気持ち良いですね。
ということで、次は、サイトに表記されていることを見て、と言った外面的なものにはなりますが、
私が選んだ大和証券の「真似したい健康経営」を5つご紹介します。
↓↓↓↓
1.目標値の設定
数字でビシッと明確ですねー。
曖昧にしてないのが良いですね。好きです。
また、何で35歳?と思われがちですが、恐らく健康課題の項目で下記内容が記されていたので、若い頃から健康意識を高めたいという意図なのではないでしょうか。
肥満は様々な疾患を引き起こす源。
確実に減らしていきたいですね。
2.これでのあゆみ
ページ内に2008年から社内の健康増進について、どんな取り組みをしてきたか毎年かかれています。
とても先進的であり、社会に先駆けて様々な取り組みが次々行われているのがわかります。
各企業が、健康への取り組みをこのように、年ごとに表にまとめるのは、実績が分かって良いと思います。
「こんなにやってるんだ!」
と説得力があります。
2021年は慶應大学と連携し、新入社員にマインドフルネス研修を実施したそうです。
マインドフルネス研修を実施した意図は何でしょうね?……
ストレス対処法を先に教えたのか……
3.取り組みの成果
ページの「取り組みの成果」というところを見ていただきたいのですが、
健康経営の取り組みの成果が数値として出されていてグラフ化されており、一目瞭然です。
全ての項目を数値化するのは大変かもしれませんが、せめて会社で取り組みたい目標に関連した結果はデータ化すると良いですよね。
大和証券だと、「健康的な生活スタイルの社員」や「健康意識の高まり」に関するグラフとのことですが
目標である「肥満度の解消」に関連させた内容になると統一性があって良さそうですよね。
ただ、実際は運動や食事など、肥満度と関連性のある項目になってはいます。
運動習慣のある方が22%しかいませんので(ええ?!💦)、肥満度の低下に切り込みを入れると良いのかもしれない、と仮説が立てられますね。
4.健康課題
健康課題をデータから抽出しているところが、まず素晴らしいと思います。
ただ、勝手なアドバイスで申し訳ないですが、健康課題に対する対応策として「運動」の取り組みが少ない気がしましたが、実際どうなのでしょう?
「運動」は筋力アップや代謝アップが見込め、課題とされている「肥満」や「血圧」にも良い影響を与えてくれます。
「運動」に対する取り組みも増えると良い気がしますが。
ストレス緩和や社内コミュニケーションの活性化にも使えますね。
5.健康経営への投資額(総額及び1人当たり額)
これ出すのも凄くないですか?
さすが証券会社。
私も健康維持増進にかかる費用は大きな「投資」だと思います。
良い仕事をするにも、良い人材を確保するにも、健康に働けるか、は重要だと思います。
ちなみに実際の額は
だそうです。
社員の健康にお金かけてる…
こうなると、離職率とかも知りたくなりますね。。。。書いてないから。
夫「証券会社は離職率めちゃくちゃ高いよ」
実際数値で見てないのでわかりませんが。。。
6.その他関連データ
肥満率
非喫煙率
work motivation survey
ストレスチェック受検率
女性管理者数
女性管理者比率
定期健康診断の受信率
運動習慣者比率
定期健康診断後有所見者の医療機関受診率
が出ています。
こういったデータは、会社の状況が分かりやすくて良いですね。
まとめ
実際の社内事情はわかりませんが、従業員への健康の取り組みが、一目瞭然でわかりやすいページでした。
数値化されていると「ここはどうなってるの?」と問題点や改善点も見えやすいですね。
今は楽にデータ管理できる様々なリソースがありますので、て、大和証券の健康経営を参考にしながら、御社でも上手に活用してみてください。
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