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薬価改定で医療費3100億円削減について

厚生労働省は16日、2023年度の薬価(公定価格)について、全医薬品の5割弱の品目で価格を引き下げ、医療費を3100億円程度削減する方向で最終調整に入った。
日経新聞

薬が安くなる

ということではありますが、どう思います?
「安くなってラッキー!」
と思いますか?

その前にそもそも薬、飲みたいですか?
ずっと飲み続けたいですか?

もしかしたら飲むのが当たり前でそんなこと考えたことがない、という方もいるかもしれません。

さて、先日こんなことがありました。

うちの夫は数年前から高血圧の薬を飲んでいるのですが、会社の移転で処方してもらうかかりつけ医を変えたそうです。

大変良い医師だったらしく、ちゃんと診察してくれたそうです。(前の医師は診察で血圧測定さえしなかったらしい)

それで、
「経営努力をしている病院」
と評価していました。

ただ、私はフィットネスの仕事をしているので(元看護師ですが)、

「じゃあその先生に、『生活習慣を変えて高血圧を改善し、薬を飲まないようにしたい』と言ってみたら?」

と提案してみました。

その先生どうおっしゃるでしょう…

もし、「生活習慣を整えて、健康診断の結果を良くし、薬を飲むのをやめたい」という人が増えたらどうなるでしょう?

みんな心と体を整えて、今よりもずっと健康な人が増えたら、お医者さんってどう思うんだろうな〜病院ってどうなるんだろうなぁ〜

歯医者みたいに、予防医療に力入れて採算取るのかなぁ、でもそれだとかえって病気の人を作るかもしれないよな

なんて考えてます。
(まだリサーチできてません)

しかし私自身の目指す社会はそこです。

つまり薬を飲まなくても元気でいられる人、いつまでも健康でいる人を増やしていくこと、

そして健康は当たり前になり、その健康をベースに自己実現してイキイキと生きている人々で溢れた社会です。

もちろん完全になくなることはないと思いますが、慢性疾患等で飲み続ける人が減るということはまず大事だと考えています。

しかし、以前知り合いの産業医の先生に、この話をしたら

「薬を飲まなくするために生活を変えようと努力する人は稀」

と言われたことがあります。

でも残念ながら?私の周りにはボチボチいます。飲むのをやめれるよう、努力している人もいます。(周りは私の潜在意識なので当然ですが)

健康経営に取り組む企業が増えれば、「健康でいることが当たり前」となり、どんどん薬を飲まない人も増えていくと思います。

とくに新入社員として、健康経営に取り組む企業に最初から入社したら、健康的で生産性高く働くのが当たり前という既成概念に変わるでしょう。

そんな社会の方が私は自分が生きていたい社会です。

ということで、家族はもちろん、友人や仕事などで関わる人には「疾患にかかって慢性的に薬を飲む生活になる」ということがないよう、生活習慣を整える、もしくは変える、サポートをしたいと思っています。

年を取ったら病気になるのは当たり前
年を取ったら薬を飲むのは当たり前

と思っていませんか?

この既成概念があるとなかなかそうはいきません。「そうなる」と思い込んでいるからです。

でもそれ、本当ですかね?

世の中にはそうでない人もたくさんいます。

思い込みを捨てても良いのではないでしょうか?

もし、捨てられないならそう思いたい理由はなんでしょうか?

この先は「メンタル」が関わってきますよ。

話が深く長くなるので、今日はここまで。

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