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【#042】生と死のいのちと向き合う

産婦人科医として50年間、勤務医時代はお産に立ち会い、出生届を書いていました。

そして、子宮癌、卵巣癌の手術も日常業務でした。

そして、術後は完治する人もいれば、死に向かって進行する人もいました。

そして、死に立ち会い、死亡診断書も書いていました。


希望して産婦人科生となり、生と死が日常的に存在し、生まれた新生児はその時から死に向かって行くのです。

生まれた時に、誰が新生児の死を想像できるのでしょうか。

逆に死を目前にした時に、誰が生まれた時を想像できるのでしょうか。


医学的な生と死の生命にいのちを注ぐことこそ、いのちを与えることこそが、医療人の原点と思います。

それが今です。

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