なぜ高齢出産リスクが必要か?
こんにちは。潤平です。
前回の記事で、「高齢出産のリスクが高い」ということは幻想だと結論付けました。
では、なぜそのような「幻想」が必要なのでしょうか?
これには、主に3つの理由があると考えられます。
①産科医のセーフティーネット
②妊産婦のセーフティーネット
③お金儲け
まず①についてお話ししましょう。
産婦人科は、ドクターはじめスタッフに、妊産婦やそのご家族の人生がのしかかる、非常にプレッシャーが強い現場です。
もし、そこで死産という結果になった時には大変です。
そして、医師は神様ではありませんから、全てを救う、全てを望み通り、希望以上の結果を出すことは不可能です。
そのため、リスクが高いと知らしめ、定着させることで、プレッシャーを軽減させる目的があるのではないかと思われます。
これは医者に限らず、「プロは完璧にできて当たり前」という意識が少なからず存在している現代です。
「絶対に失敗できない」など過度なプレッシャーがかかると、本来の能力を発揮できない場合もあるでしょう。
そしてこれは同時に、妊産婦とご家族の心の拠り所にもなり得ます。
これが②です。
万が一、望まぬ結果となった場合、「歳だから仕方なかった」と思うことで、自分自身を必要以上に責めたり、後悔の念が軽減されるなら、それはある種救いになるのかもしれません。
ここまで、①②について書きましたが、私はこれらについて、本質的なことではないと思っています。
これらはあくまで、「強いて言うならば」こういう目的ではないですか?というこじつけのようなもので、本質は
③お金儲け
これに尽きるのではないかなと思っています。
①②については、プロの仕事人なら最悪を想定もしながら、真摯に向き合い、リスク管理しながら誠心誠意対応することで、現代ならば大部分のリスクに対応できると思われます。
なので、やはり本質はお金が絡んでいるのではないかなと私は考えています。
次回は、「高齢出産リスクと金」について深く掘り下げていきたいと思います。
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