アナトミートレインと経絡

当サロンの前には都電が走っています。
昭和の時代から走っている路面電車です。
たった一両の可愛らしいボディはファンが多いです。

都電は一両ですが、
一般的に電車はいくつもの車両が連結して連なり運行していますね。

すべての車両にモーターが付いているわけではなく、
運転車両が動くことで、連結された車両が動くわけです。

身体も同じです。

ひとつひとつの筋肉という車両が
連結して働くことで姿勢や動きをコントロールしているのです。

この理論はアナトミー・トレインと呼ばれてます。

で、想像すると
電車の車両をつなぐ連結器はそれぞれの車両の間にあり
人体の関節のようなイメージになりますが、

アナトミー・トレインの連結はさらにそれにプラスして
一番前の車両から一番うしろの車両まで、
まとめてつながっている・・・

ソーセージ・・・みたいなイメージですね。
ソーセージの肉が詰められた薄い皮の部分が
人間で言えば「筋膜」です。

身体中を走行するアナトミー・トレインは全部で12路線あります。

これら12本のソーセージと
血液、リンパ液など身体中の水分をまとめて
革袋に入れてキュッと縛った巾着袋が人間の体なのです。

西洋医学のアナトミー・トレイン理論による路線が12
東洋医学の経絡も同じ12・・・
その走行は微妙に異なっているのですが、
かなり似たラインになっていることはとても興味深いです。
もっと研究と臨床が進めば、
どちらも修正されて完全一致するとか、
全く別な路線が発見されたりするかもしれません。


まだまだ未知なことが多い身体の神秘。

もっともっと勉強して
あなたへの施術に活かしていきたいです。

経絡もみほぐし整体ゆるゆる
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