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歳を取ると股関節が硬くなる

老化現象と歩幅

加齢とともに、からだには様々な現象が出てきます。
その1~2番手に挙げられるのが、歩幅が小さくなることではないでしょうか。即ち、股関節が徐々に硬くなって、若いときに比べて歩幅が小さくなっていることです。

老眼とともに、自覚がある無しに関わらず最初に影響があらわれる老化現象かもしれません。

股関節が硬くなると歩幅も狭くなる

股関節は日常生活において、特に意識せずに生活することが多く、その結果柔軟性が乏しくなって歩幅が狭くなるのではないでしょうか。すると、子どもと歩くといつの間にか置いてきぼりを食らうことになります。子どもの成長はうれしいのですが、自分の老いが気になるきっかけとなるのではないでしょうか。

股関節を柔らかくする

子どもに追いつこうと必死に歩いても、少しも差が縮まらないと感じませんか。それもそのはずで、股関節が硬いままでは歩幅が拡がりません。そこで、股関節を少しでも和らげるストレッチをしてみました。ずいぶん時間はかかりましたが、今では股関節は再び柔らかくできることを実感します。

歩幅が拡がると、歩きたくなる

一歩の幅が少しでも大きくなってくると、不思議と歩きたくなってきます。今日は2万歩ほど歩きました。片道1時間、往復しましたが、ネットで調べると距離にして10㎞以上にはなるとようです。

股関節が硬いと肥満になる

老化現象としての歩幅が小さくなることは、すなわち体も肥満したりしがちです。股関節だけが単に固いばかりでなく、周辺の筋肉である大腰筋、大殿筋、大腿四頭筋なども連動するように筋肉が落ちているはずです。

こうなると当然ながら、代謝も落ちることに繋がり、必然的に食べる量は多少意識して落としたとしても案外少なくなりません。すると肥満、あるいは肥満気味になるというわけです。ウエストは若かりし頃と比べて10㎝以上大きくなったという人は、けして珍しいことではありません。素直に、肥満を認めた方がよさそうです。

生活習慣病の予防・回復は、徹底して歩く

肥満になると様々な生活習慣病があらわれます。高血圧症や脂質異常症などにはじまり、やがて放置していると心臓や肝臓などにも悪影響が出ます。生活習慣病はやたらと『予防』ということばが使われますが、予防できればそれに越したことはありません。

しかし、わたしの経験や周囲の方の加齢に伴う疾病の状況を見ると、けして予防で今も健康だという方は一人も見当たりません。ならば発病後にもう一度治せるものなら治せばいいのではないでしょうか。

予防だけが独り歩きしていますが、人生は全て加齢とともに初めての経験をしているものです。初めてだからこそ、分からない戸惑う間違える病気するのですから、もう一度再挑戦できるチャンスを勝ち取ればいいだけです。少なくとも、わたしは糖尿病や高血圧をはじめとして、数多くの生活習慣病になり、時間はかかったものの今は殆ど病気らしい病気がありません。

生活習慣病は治らないという思い込みを捨てる

現代医学的に見ると、生活習慣病の多くが治せないということになっています。現代医学の手が及ばないだけのことです。もっとも歩くことをはじめとして、肥満により余ったエネルギーを消費する運動を行うので、クスリでも、マシンでもありません。自分しか運動する人はいません。

生活習慣病は自分で体を動かすことから始める

生活習慣病は、この視点からすると医師任せにすると、クスリを出されるばかりで、健康を回復するには自分でどれだけ体を動かすことが必須の条件というアドバイスは、先ずしません。

クスリを飲み続けるますか?

一旦、生活習慣病になると殆どの人がクスリを生涯にわたり飲み続けることになります。わたしの家族や親族をはじめ、意識的に減薬したり、こっそり隠したり、捨てている人は大勢見てきました。そんな中途半端な取り組みより、十分な運動で、再び健康を取り戻してみては如何でしょう。

その端緒としての現象が、股関節が硬くなって、歩みが遅れはじめることです。その時に上記の点に気づけば、生活習慣病を発病する前に予防に努めることができるはずです。しかし、人間はそんなに先見の明があるわけではありません。健康にも、何事にも、再挑戦してみましょう!


宜しければ、サポートお願いします。「生活習慣病は、自分でしか治せない」と考えています。運動と食事での貴職の生活習慣病の治癒体験を教えて頂ければ幸いです。また、わたしの考え方の不足な点があれば、ご遠慮なくご指摘頂けると幸いです。どうか宜しくお願い致します。