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音楽 / 今月のお気に入り 2021年5月

なんか最近はバタバタする日が多くて音楽を聴く時間が少なく、ついつい書く気が起きず過ごしていたら5月ももう終わり。今月を締める形で最近聴いていた曲をツラツラと書いてみる。

1.Dare - Into The Fire
Spotifyを流し聞きしていたらお勧め曲で流れてきた曲。Thin LizzyのKeyだったDarren Whartonが結成したバンドで存在は知っていたが、今回初めて聴いた。Keyを全面にフィーチャーしたハードポップだが、明るすぎない曲調はかなり好み。

2.Treat - Get You On The Run
偶然この記事を見かけて、80-90年代北欧メタルを聴きたくなった。

ということで、これまで未聴だったTreatやTalismanを聴き始めてみたが、Treatはこの曲が自分のツボに入った曲だった(4thのリメイクバージョンも聴いてみたけど、オリジナルの方が好き)。

3.Talisman - Break Your Chains
Talismanも1st~4thまで流して聴いてみたけど、1stは教科書的な北欧メタルで聴き易い。その中でもオープニングを飾るこの曲は、素直に格好良いと思える佳曲。
アルバムとしては北欧メタルとファンキーな部分が上手く融合している4thも気に入ったので、いずれ聴き込んでみる予定。

4.Dizzy Mizz Lizzy - Glory
北欧メタルを聴いていたら、デンマークのこのバンドを思い出して久々に聴いてみた。このアルバムも2010年にリマスターされていたのね。
1stの中でも代表曲とされるこの曲、派手なメロディや展開ではないのだが、キャッチーで耳に残り、何度も聴きたくなる。

5.Dizzy Mizz Lizzy - Silverflame
そして彼らの1stの中ではこの曲が一番好き。物悲しいメロディを淡々と歌い、そこに哀愁のギターが絡む名曲だ。

6.Emperor - I Am The Black Wizards
映画 "Lords of Chaos" の影響で、先月に引き続きBlack Metalもちょくちょく聴いていた。Emperorは学生時代から大好きなバンドだったが、個人的にはやはり1stと2ndが好き。
1stのリマスター盤を通して聴くのは初めてだったが、明らかにリマスター前より迫力が増している。この曲はその中でも超名曲、邪悪なのにキャッチーで格好良いリフ、聴き易いのに実は凝った曲展開、そこにKeyの音色が絡んで神秘的な雰囲気までも醸し出す。
凄まじい才能を感じる曲で、これを10代で作ったとは信じられない。

7.Emperor - Inno A Satana
1stの中では、この曲も大好きだ。荘厳な雰囲気の曲調をクリーンVoで歌い上げ、後半はブラストビートで疾走しつつシンセ&コーラスが絡み合う。美しいながらも邪悪さも感じさせるのが素晴らしい。
ライブでもこの曲の暴虐性と神秘さはアルバム以上のクオリティで再現されており、ライブ盤も一聴の価値あり(出来れば映像込みで)。

8.Emperor - With Strength I Burn
彼らの2ndに入っているこれまた超名曲。
ドラマティックな曲展開、邪悪なのに哀愁をも感じるメロディ、彼らの魅力が集約されている曲だと思う。

9.Immortal - The Sun No Longer Rises
Black Metalといえば、初期のImmortalも個人的には大好きだ。これは、彼らの2ndからの曲。やけくその如く叩きまくって疾走するDr、冷気を感じさせるリフを刻みまくるGt、そこに特徴的なVoが絡む。
今の耳で振り返って聴くと、実に教科書的なBlack Metalの曲調で構成されているアルバムであり、彼らが後続のバンドに与えた影響はかなり大きいのだと思う。そして、大真面目なのに何処か可笑しさを感じさせるイメージも彼らの魅力の一つだ。

10.Immortal - Northern Chaos Gods
そんな彼らもすったもんだでバンドが分裂してしまい、中心人物のAbbathが抜けて2018年にGtとDrが発表したアルバムから。
これがまさに初期の雰囲気が再現されていて、これほどクオリティが高いとは思っていなかったので当時は驚いた。

11.Kitri - 未知階段
ピアノボーカル・ユニットの2ndから。
1stアルバムが気に入ったので、2ndが発表されてすぐに聴いたが、曲のバリエーションが1stより増えた感じ。まだこなれていない印象を受ける部分もあるが、これをさらに発展できれば次作はもっと良くなりそう。
それにしても、彼女たちはいくつかのカバー曲を発表しているが、年齢の割に妙に選曲が渋いのも気になる。

12.YOASOBI - 夜に駆ける
最近は、実はYOASOBIの1st EPを一番聴いている。
”夜に駆ける” も以前耳にしたことは当然あったが、あらためてしっかり聴いてみるとKeyの絡め方が凄い。すぐにWikiで調べたら、このユニットのコンポーザーがピアノをやっていたのをみて納得。とにかく才能を感じる。

13.YOASOBI - ハルジオン
EPの中では、今の時点ではこの曲が一番好き。
流して聴くと普通のポップな曲に聴こえるが、よく聴いてみると一筋縄ではいかない曲展開、アコースティックギターとピアノの絡み方等、全然普通じゃない。

14.Nulbarich - Lost Game
Nulbarichもフルアルバムが出たので、最近聴いていた。
この曲は前作のEPにも収録されていて、彼らを初めて知った曲。
どこか80-90年代を感じさせる雰囲気が、個人的には好き。

ということで、冒頭にも書いたが最近は新しい曲を聴く時間があまりなく、ネタ切れ気味。6月に書く曲数は少なくなりそう。

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